くりっとしたまん丸な目とモフモフとした毛、そして、ずんぐり体型がとってもキュートなハムスター。回し車で一心不乱に走る姿は何ともかわいいですよね。生後2か月のちびっ子ハムスターが、その回し車で二足歩行を披露。「体幹を鍛えている？」と思わずにはいられない不思議な姿が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

生後2か月で開花した、ゆきみちゃんの“二足走行”

「カタカタカタ」という音を出しながら、回し車の一種であるフライングソーサーで一生懸命走っているのは、ジャンガリアンハムスターの「ゆきみ」ちゃん。生後2か月の女の子で、白にグレーが混じったパールホワイトの毛色が魅力的です。

　しかし、その様子はハムスターの“常識”から少々外れているよう。よく見ると四足ではなくて二足歩行。すごい勢いで動いているので“二足走行”といってもいいでしょう。目を疑ってしまうような光景を見ていると、体幹をかなり鍛えたのではないかと思わずにはいられません。

　この姿を目撃した飼い主さんは「もうちょいハムスターらしく走ってくれるといいんだけどな」と愛情を交えた“ツッコミ”を添えてツイッター上で動画を公開。すると、1.9万件の“いいね”が集まり、動画の再生回数も18.7万回を超えました。

　リプライ（返信）には「お腹抱えて笑った！」「中に人間入ってる!?」「ジムのランニングマシンだと思っているのかな」「後ろ足と体幹鍛えてありますね」「進化の過程でしょうか」といったメッセージが寄せられています。

　飼い主さんによると、ゆきみちゃんが二足で走る姿を披露したのはこの日が初めて。それまでは四足で走り回る姿しか確認していませんでしたが、「この日をきっかけにして、数秒ではありますが二足歩行を頻繁にするようになりました」と語ります。