いぬが“物を噛む”という行為には、ストレス発散や好奇心、成長期の歯のかゆさなど、さまざまな理由があるそうです。そんな“噛む”をめぐりある事件が……。最初はちょっとした遊びのつもりが、ついつい調子に乗って家の物を破壊。飼い主さんに見つかって、非常に気まずそうな様子で近付いてくるいぬが話題になっています。緊張感あふれる姿には、こちらもドキドキ。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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いつもの場所にふう太くんがいない？　嫌な予感は的中

　カメラに向かって1歩、2歩、3歩……そろ～りと近寄ってくるのは柴犬の「ふう太」くん。とても人懐っこい1歳半の男の子です。

　そんなふう太くんの周りには、クッションの綿が散乱しています。どうやら「いいおもちゃを発見！」とばかりに、クッションで遊んでいたら楽しくなってしまい、中の綿を抜き出してしまったようです。

「夕飯の準備中、いつもいるはずの場所にふう太の姿がなく、妙な静けさを感じて嫌な予感がしました。恐る恐る隣の部屋をのぞくと、すでに部屋は綿だらけでした」

「ふう太くん……」と、いつもの優しい響きとは違う低いトーンの声で話しかけた飼い主さん。名前を呼ばれたふう太くんは、「はっ！」と悲しそうな表情で固まりました。そこで飼い主さんは、怒るどころか笑いがこみ上げてきたそう。しかし、笑いをこらえて見つめていると、ふう太くんは目を合わせないようにしながら、そろ～りと歩み寄ってきました。

「これまで見たことがないようなゆっくり歩きに、もう笑いが止まりませんでした。そのため厳しく叱る気にはなれず。ふう太が反省しているのは十分伝わったので、優しく注意だけしました」

　そんな気まずさMAXのふう太くんの動画がツイッターに投稿されると、4万件を超える“いいね”が。また、「足取り重っっ笑」「時間稼ぎの牛歩戦術ですねぇ」「現行犯逮捕っすか笑」「スロー動画かと思った」などのリプライ（返信）が寄せられています。

　また、ふう太くんの反省しきった姿に「私が代わりに謝るので許してください」「かわいいので許してあげて」「人間社会にもこういう人いますよね（笑）」と擁護する声もありました。