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どうぶつ

柴犬が初めての子育て 頑張る姿に1万人がエール「かわいい天使がいっぱい」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

子育てに大忙しのうまるちゃん。排泄を促す様子(画像はスクリーンショット)
子育てに大忙しのうまるちゃん。排泄を促す様子(画像はスクリーンショット)

 育児が大変なのはいぬも人間も一緒。初めての子育てに奮闘する柴犬ママの姿に称賛や祝福の声が集まっています。生まれたのは、かわいらしい3頭の女の子。飼い主さんに愛犬が出産に至るまでの経緯や現在の様子など、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

4代目の柴犬うまるちゃん 3回目にして妊娠

 3歳の柴犬「うまる」ちゃんは2月27日、ママになりました。柴犬が大好きという飼い主さん。柴犬を飼うのはうまるちゃんで4代目になるといいます。人が大好きで、面白くて正義感が強いうまるちゃんの子をどうしてもこの手で抱きたいと思い、交配にチャレンジすることを決意したそうです。

「実家にいる白柴が自宅で出産をしたことがありました。そうした経験から、うまるをお迎えして『親子を飼えたらいいな』との思いが強くなっていきました」

 いぬのヒート(生理)は半年に1度ほど。人間の生理とは仕組みや周期が異なり、妊娠ができるのは「発情」とも呼ばれるこの期間のみです。しかし、うまるちゃんは最初に会ったパパ候補には興味がないなど、なかなかうまくいかず。3回目のチャレンジとなった昨年12月、ようやく授かることができました。

子育てに奮闘中! すっかり子煩悩ママに

出産したばかりの頃のうまるちゃん【写真提供:柴犬うまる(@48umaru)さん】
出産したばかりの頃のうまるちゃん【写真提供:柴犬うまる(@48umaru)さん】

 それから約2か月後、予定日を3日過ぎた2月26日、飼い主さんはうまるちゃんの様子に変化を感じます。予感は的中し、その日にうまるちゃんの陣痛が始まりました。そして、翌日には無事かわいらしい3頭の女の子が誕生したのです。

 うまるちゃんは出産後、甲斐甲斐しく子いぬたちの世話を焼いているそう。しかも、飼い主さんたち人間が近づいても警戒することなく、子いぬたちの誕生を一緒に祝福させてくれます。

「出産から1週間以上が経ち、子育てにやっと慣れてきた様子です。うまるはとにかく子煩悩。子どもたちからちょっと離れたところで休憩している時に誰かが鳴くと、すぐに走って戻ったり、おっぱいが飲みやすいようにつらそうな体勢をして授乳したり、排泄を一生懸命促したり。子どもたちが鳴いていると、うまるもしゃべっています。まるで話しかけてるかのようです」

 飼い主さんは、子育てに奮闘しているうまるちゃんの動画をツイッターで公開。「母ちゃん頑張ってるなあ うまる本当に偉い 毎日頑張ってます」とメッセージを添えたツイートには、1.2万件もの“いいね”が集まっています。

 また、「そこは天国ですか? かわいい天使がいっぱいじゃないですか」「ママは偉大」「幸せの塊……」など、たくさんのリプライ(返信)も寄せられています。

 飼い主さんによると、子いぬたちの名前はまだ決めておらず、うち2頭はお迎え先が決まっているそうです。うまるちゃんが子育てに奮闘する様子は、同名のインスタグラム(shiba.umalchan)でも見ることができますよ。

 最後に、いぬの自家繁殖はさまざまなリスクを伴います。交配前の健康診断や妊娠中の経過観察、緊急時に対応してくれる繁殖に詳しい獣医師の存在が欠かせません。また、ペット保険の補償対象外であることも多く、費用面でも万全な準備が必要です。

○取材協力:柴犬うまる(@48umaru)さん

(Hint-Pot編集部)