元保護ねこのこたろうくん　今では“ふみふみ”するくらい幸せな毎日

　そんなこたろうくんは元保護ねこ。昨年3月、飼い主さんの知人宅近くに住み着いていた親ねこが出産をしました。しかし、屋外だったため知人が赤ちゃんねこを保護して里親探しを開始。飼い主さんは以前からねことの暮らしを考えており、その話を聞いてお迎えを決心しました。

　お迎えした当初のこたろうくんは生後3か月。健康状態は悪くなかったものの、保護されるまで栄養をちゃんと摂れていなかったのか痩せ気味でした。でもその後は、飼い主さんの愛情をいっぱい受けてすくすくと成長。今ではキャットタワーや飼い主さん自作のトンネルで毎日元気に遊んでいるそうです。

「お迎えした初日から私と一緒にベッドで寝ていたくらい、人懐っこくて甘えん坊の男の子です。最近はいたずら好きの暴れん坊にも（笑）。でも、当初からびっくりするほど手がからず、お利口さんですよ」

　こたろうくんとの生活で最も感動した瞬間は、ねこが愛情表現をする時に見せる両足を交互に動かす“ふみふみ”を初めて披露してくれた時でした。

「こたろうはずっと“ふみふみ”をしなくて、いろいろ調べたらしないねこもいると知りました。そう理解していたのですが、新しく毛布を買ってあげたらその毛布に“ふみふみ”しているのを目撃したんです。『今まで気に入った素材がなかっただけか！』と、その幸せそうな姿に感動しました」

　温かく見守ってくれている飼い主さんとイケメンすぎるこたろうくん、一緒にこれからもたくさんの幸せな時間を過ごしてね。

○取材協力：茶トラのこたろう（@cocha_0301）さん

（Hint-Pot編集部）