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静岡市の“プラモデル化”は着々進行 駅構内の新スポットが話題 担当者が語る舞台裏は
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車やバイク、人気アニメのキャラクターなどさまざまな種類があって大人から子どもまで楽しめるプラモデル。実は静岡県静岡市が製造品出荷額8割以上のシェアを誇ることをご存じでしょうか? そこで同市は2020年から「町全体をプラモデルにしてしまおう」という活動をスタート。近頃は駅の構内に現れた“プラモデル型の公衆電話”がSNS上で話題を呼んでいます。ユーモラスな仕掛けで話題を提供する担当者にお話を伺いました。
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静岡駅北口に設置された「プラモニュメント」 公衆電話は実際に使える
プラモデルの部品が付いた「ランナー」と呼ばれる枠。それを模した大きなオブジェに、まるで部品のようにつながって見える形で置かれた公衆電話。これは3月13日に静岡県のJR静岡駅北口にお披露目された「プラモニュメント」です。
制作前のプラモデルのようですが、写真の右と左に置かれた公衆電話は実際に使用できる「本物」。静岡県内に拠点を置く総合模型メーカー「タミヤ」などの協力のもと、「NTT西日本」が制作しました。
この写真がタミヤの公式ツイッターで公開されると、約6.4万件以上の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「センス最高」「素敵やん」「こういう遊び心大好物です」「用事がないのに電話をかけてみたい」など驚きや感動の声が。また「ニッパーとヤスリを持っていきたくなる」「夜のうちに組み立てていく人が現れそう」といった心をくすぐられたプラモデルファンからの声もありました。