制作期間は3週間　マットやサウナ客のポーズにもこだわり

　日清食品は多岐にわたる商品開発だけでなく、こうした遊び心たっぷりのプロモーションで多くのファンを喜ばせています。今回のミニチュア制作は、「昨今のサウナブームに着目し、『カップヌードルの湯気を、サウナの蒸気として活用すると面白いのではないか』と考えたことがきっかけ」だそう。3月7日の「サウナの日」に合わせての投稿となりました。

　リアル感を出すため、細部までこだわったそう。湯気で曇っていく様子がよく分かるように周囲をアクリル板で覆い、室内はプラスチック板などで構成。マットにも実際と同じような布を使いました。制作期間は約3週間。サウナに入っている男性の表情やポーズも忠実に再現しています。

　多くのユーザーから熱望されている商品化について日清食品は「現在のところ、商品化する予定はございません」。とはいえ「大きな反響をいただいていますので、検討していきたいと思います」と含みを持たせています。

　大会に協賛した昨年末の全国高等学校バスケットボール選手権大会（ウィンターカップ）では、カップヌードルをこぼしてしまったかのような作りの「モップ」が登場。ユニークなアイデアを実用化させ、テレビ中継を見ていた視聴者たちを楽しませていました。日清食品は今後も新アイデアを披露していく意向で「カップヌードルの公式ツイッターアカウントをフォローして、これまでの投稿やこれからの投稿をお楽しみください」と呼びかけています。

（Hint-Pot編集部）