寒かった冬も終わり、いよいよ春本番。それは同時に、日焼けとの闘いが本格化する始まりでもあります。また、花粉症に悩んでいる人にとっても厄介な時季は続きます。屋外での競技に臨む女性アスリートは、そこで一体どんな対策を取っているのでしょうか。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、女子ゴルフの勝みなみ選手（明治安田生命）に注目。大会前の練習ラウンドに“重装備”で臨み、ファンを驚かせました。アマチュアゴルファーの皆さんも参考にしてみては？

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鹿児島で開幕した「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」の練習で見せた姿

　盛況のもとで今シーズンもスタートした日本女子ゴルフツアー。開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」では西郷真央選手（島津製作所）、2戦目の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」ではサイ・ペイイン選手（台湾）がともにツアー初優勝を飾り、フレッシュな力が躍動しています。

　新型コロナウイルス感染対策を実施しながら有観客で行われているだけに、選手たちも懸命のプレーでファンを喜ばせています。とはいえ、ポカポカ陽気と強くなってきた日差しに悩まされるのもこの季節。花粉症を告白する選手も少なからずいて、試合で一挙一動が注目を浴びる女子ゴルファーにとってはなかなか難しい時季のようです。

　そんな中で万全の対策を取っている一人が、「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」（18日開幕）に向けて練習に臨んだ勝みなみ選手。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）公式インスタグラムで公開されたその様子は、かなりの“重装備”ぶりが注目を集めました。

　基本のコーディネートは紺の半袖ウェアに白のアームカバー、グレーのパンツ。そこに勝選手は、キャップとネックカバー、マスクをプラスしました。そして「さっきまでこれ着けてたんで、全然誰だか分からないと思います。全然（私だと）見えてないと思います」と言ってサングラスを装着。確かにもはや誰だか分かりません。それでも勝選手は、かすかに認識できる笑顔を見せながら練習に向かいました。

　この動画が公開されるとコメント欄は盛り上がりを見せました。「誰だか分かんないよ」「分かるよね」「骨格とかウェアで勝プロだって分かる」「遠くからも見分けつく」とファン同士でも意見が二分。「勝マスクレディ登場」といったユーモラスなネーミングも見受けられます。