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菜の花に埋まる巨大メロン 夢のような写真に9万人感動 担当者が語る設置のきっかけ
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青い空と青い海をバックに、菜の花に埋まるメロン型のオブジェ。春気分を存分に感じさせてくれるメルヘンチックな光景ですよね。この写真、外国のどこかで撮影されたのかと思いきや、実は日本で見ることができる「バス停」なのだそう。何とも気分を上げてくれる写真を撮影したひらゆい(@yuiphoto2)さんと、このバス停を管理している諫早市商工振興部商工観光課の担当者に、詳しいお話を伺いました。
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長崎県諫早市にある5種類の「フルーツバス停」
ここ数年を見ても特に寒かった冬が終わりを告げ、いよいよ春本番。桜の開花も間近で、各地ではさまざまな花が咲き誇っています。SNS上も、全国のフォトグラファーたちが撮影した春の写真でいっぱいです。
4年前にカメラを購入し、四季折々の風景写真を撮影しているひらゆいさんもそんなフォトグラファーの一人。友人が撮影したメロンのオブジェの写真を見て、現地に足を運んだそうです。
訪れたのは3月中旬、長崎県諫早市から佐賀県につながる国道207号線沿いの小長井地域。置かれていたメロンのオブジェの正体は「バス停」です。
到着したひらゆいさんは、道路を挟んだ場所で菜の花を発見。そしてバックには、有明海の穏やかな海が広がっています。「メロンと菜の花の比率を考えるのに苦労」しながらも、これらをすべて収めた最高の一枚の撮影に成功しました。
「菜の花に埋まるメロンのバス停がかわいすぎた」と一文を添えてツイッターで公開すると、あっという間に9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「かわいい~」「春がいっぱい」「メロンのかわいさ増し増し」「夢がある」と癒やされた人からのコメントが殺到。場所を尋ねて「行ってみたい」という声もたくさん寄せられています。