妻の高梨臨さんと愛犬は関東に残して単身赴任

　新天地で華々しく再出発を飾った形ですが、今回の移籍では妻で俳優の高梨臨さんと愛犬の「ぱん」ちゃんを関東に残し、関西に“単身赴任”というスタイルを選択。常に移籍が付きまとうサッカーの世界ではよくある話ですが、家族を大事にする槙野選手にとってはやはり簡単に割り切れる話ではなく、今回の移籍も大いに悩んだそうです。

　そんな槙野選手はチームのオフを利用し、久々に関東の自宅に帰宅。そこでぱんちゃんから“熱い歓待”を受けました。槙野選手が玄関のドアを開けると、ぱんちゃんはモコモコの被毛を揺らしながら激しくシッポを振ってダッシュ。しゃがんで待ち受けた槙野選手の胸に飛び込みます。

　しかし、ぱんちゃんは少しだけじゃれ合うと、あっという間に廊下を逆戻りしました。槙野選手もぱんちゃんが離れていく様子を自らのスマートフォンで撮影していましたが、まさかの“ツンデレ”に苦笑い。最後は、高梨さんが撮影していたと思われるカメラに向けて、から元気を見せるかのように手を振ったところで動画は終了しました。

「休みがあり、帰りました。いつも家はにぎやかです。一番に飛び付いてくるのは、白いモコモコした子です。いい休みになりました」とメッセージを添えて今回の動画をインスタグラムで公開すると、10万件近い“いいね”が集まりました。コメント欄には「かわいすぎる」「ぱんちゃんしか勝たん」「ただただ癒やされる」と、ほっこりさせられた人が続出。「迎えてくれる人、家族がいるってすごく幸せですよね」と家族愛に感動する声もありました。

　槙野選手の帰宅時の様子をとらえた動画は2週間前にもインスタグラムに公開されていましたが、その時もぱんちゃんはしばらくじゃれ合った後に、すたすたと去っていく“ツンデレ”ぶりを発揮。それだけに「飛び付いてからの去りがいつも早い」「ぱんちゃん即去っていくwww」と今回もぱんちゃんの動きは笑いを誘いました。

　槙野選手が加入した神戸は、クラブ史上最高順位の3位となった昨シーズンの実力が影を潜め、今シーズンはリーグ戦開幕から7試合未勝利。クラブのワースト記録を更新し、3月20日に三浦淳寛監督が契約解除という激震が走りました。槙野選手にとっても苦しい状況ですが、それでも前向きな姿勢を失うことはありません。家族の愛情を力にし、今後の巻き返しに期待したいところです。

（Hint-Pot編集部）