どうぶつ
ねこの体育座りに8万人驚き 一時預かりから家族になった元保護ねこの今
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実家にいるショコラくんとバニラちゃんとも交流
そんな縁があるご実家のねこちゃんたちとオペラちゃんは、意外にも早い段階で対面を果たしています。それというのも、ねこ同士仲良くできた方が里親探しに有利と考えたから。
また、オペラちゃんにとっても浅葱さんにとっても、ねこを飼い慣れているご実家に引き取ってもらうのが幸せへの一番の近道だと感じていたからでした。ところが、初対面はあまりうまくいかなかったそうです。
「伝染病の心配がないか調べてから、割とすぐに連れていったのですが、オペラの方が攻撃的になりすぎてダメでした。先住ねこたちは興味津々で挨拶に来てくれたのですが、オペラが威嚇して手を出してしまって……。引きずっていた足を病院で手当てをしてもらった時に、獣医師から『ねこにやられた傷だ』と言われたので、それが原因でねこが苦手になってしまったのかもしれません」
その後、浅葱さんがオペラちゃんを引き取ることに決めてからも、時々ご実家へ連れていくようにしています。そうしたこともあり、今ではショコラくんとバニラちゃんに少しずつ慣れてきているそう。
「実家の両親もそこそこ高齢なので、ショコラたちのお世話が大変になったら私が引き受けることになっています。だから、ねこ同士も仲良くなってもらわないといけませんね」
体育座りはねこ“あるある”? 大反響に驚き
やんちゃ盛りのオペラちゃんは、脱走しようとしたり、お洋服が大嫌いで勝手に術後着を脱いでしまったりと、お世話に手を焼くことが多いそう。でも、天真爛漫でかわいらしい仕草もたくさん見せてくれます。
その一つが、ツイッターで8.8万件もの“いいね”を集めた体育座りでした。「ねこって不思議な座り方しますよね」「にゃんこのたそがれ座り」「ペンギン座り」などのコメントや「うちの子も!」と愛猫の写真を添えたリプライ(返信)も殺到しています。
浅葱さんによると、撮影したのは朝のこと。「家族みんなバタバタと出かける支度をしていたら、オペラが隅っこで膝を抱えて座っていたので、慌てて撮りました。初めて見たのでびっくりしましたね。お腹の毛づくろいをする時にこのポーズになりやすいとコメントをいただいたので、観察したいと思います」と語っています。
ショコラくんたちの先代ねこは20歳まで長生きしたため、今ではねこの匂いがしないと落ち着かない性分だという浅葱さん。
「オペラが幸せそうにのどを鳴らしているのを見ると、こちらも幸せになります。家のドアに“ねこ注意ステッカー”が貼ってあるのを見るのも、ねこのトイレが匂っても、猫草が飛び散っているのも、『家にねこがいる~!』と実感して、もう何でも幸せです(笑)」
何気ない行動で、浅葱さん家族にたくさんの笑顔をもたらしてくれるオペラちゃん。これからもさまざまなポージングで癒やしてあげてね。
(Hint-Pot編集部)