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諦めきれない大谷翔平 味方打撃後のリアクションが大反響 「ギャップ萌え」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

大谷翔平選手【写真:AP】
大谷翔平選手【写真:AP】

 ついに7日(日本時間8日)に開幕した米メジャーリーグ(MLB)。昨年のMVPに輝いたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、本拠地で行われたヒューストン・アストロズとの開幕戦に「1番・投手兼DH(指名打者)」の“二刀流”で出場し、ファンを沸かせました。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、ベンチ内で見せたパフォーマンスに注目。緊迫した場面で味方が放った一打に反応した際の仕草が話題を集めています。

 ◇ ◇ ◇

ホームランなら逆転となる味方の一打に大興奮の様子だったが…

 MLBに移籍してから5シーズン目で初の開幕投手を務めた大谷選手。9つの三振を奪う快投を見せましたが、1点を奪われて5回途中で降板しました。しかし、今シーズンからは投手として先発出場した選手が降板してもDHとして出場が可能になるというルール改正があり、大谷選手は打者として出場を続けました。

快投を見せた大谷選手【写真:Getty Images】
快投を見せた大谷選手【写真:Getty Images】

 アストロズの先発を務めた左腕フランバー・バルデス投手も好内容のピッチングを披露し、エンゼルスは6回まで無得点。そして1点ビハインドで迎えた7回裏、ランナーを一人置いた状況で3番打者のアンソニー・レンドン選手がバルデス選手の変化球を捉えると、ボールはレフトポール際に飛んで行きました。

 ホームランなら逆転となる一打。快音が聞かれた瞬間、ベンチで戦況を見守っていた大谷選手は身を乗り出し、右手を振り上げて絶叫しました。しかし、ボールは惜しくもポール左のファウルエリアに落ちて逆転ならず。他の選手はすぐに静かになりましたが、大谷選手は一人だけ「ノー、ノー」と手を振り続けてホームランをアピールし、最後まで諦めきれない表情を浮かべていました。

 米ロサンゼルス地元テレビ局「バリー・スポーツ・ウエスト」は、この様子をベンチ脇から撮影。公式ツイッターでその映像を公開しました。米国ファンからは「かわいい仕草」「リアクションが大きい」といった反応が寄せられ、日本のファンからは「大谷の一挙手一投足から目を離せない」「すごい選手なのに仕草は純真無垢。これがギャップ萌え」といった声が上がっています。

8日の開幕第2戦では塁上でこんなお茶目な表情も【写真:Getty Images】
8日の開幕第2戦では塁上でこんなお茶目な表情も【写真:Getty Images】

 結局、開幕戦は1‐3で敗れたエンゼルス。投手として大谷選手に白星はつかず、打者としてもノーヒットという悔しい結果に終わっています。しかし、野球少年のように試合を心から楽しんでいる様子で、米国メディアやファンにMVP選手としての存在感を見せつけました。

 MLBの主役として迎えた大谷選手の今シーズンはまだ始まったばかり。相手バッターを手玉に取るピッチングや、豪快なバッティングからのホームランに期待は集まりますが、子どものように楽しそうにプレーする姿も大谷選手の魅力です。これからもまだまだファンを喜ばせてくれそうです。

(Hint-Pot編集部)