春の訪れを知らせてくれる桜も、本州ではそろそろ終盤。一斉に咲き誇る桜は街行く人の目を楽しませてくれましたが、桜を見て心が踊るのはどうやら人間だけではないようですよ。飼い主さんとの散歩途中、とても楽しそうに桜を愛でるいぬが「かわいすぎる！」と話題です。ツイッターに写真を投稿した真昼てく（@teku_mahiru）さんに、詳しいお話を伺いました。

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春爛漫！　幸せいっぱいスマイル顔のシーナちゃん

「うちのいぬのええ写真を見てほしい。春」というメッセージを添えて、真昼さんはツイッターに1枚の写真を投稿しました。そこに写っているのは、シベリアンハスキーの女の子「シーナ」ちゃん。1歳3か月の女の子です。

　撮影したのは、真昼さんのお母さん。シーナちゃんは日課のお散歩中、満開となっていた桜並木を通りました。ひらひらと花びらが舞い散る木の下で、にっこりとうれしそうな顔を見せてくれるシーナちゃん。その鼻先には、1枚の桜の花びらが……。

「きれいな桜～！」と花びらに気付かずに話しているかのような、ちょっぴりとぼけたような表情がとってもキュートですよね。背景の青空とピンク色の桜のコントラストも見事にマッチしています。

　写真は話題を呼び、45万件を超える“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「最高の癒やしです」「So cute！」「あーん、幸せそう！　天使！　朝からほっこりしました」「ねこ派だけどこの画像のせいでいぬ派に少し傾きつつある」とシーナちゃんの笑顔に胸キュンする人が続出。海外からも絶賛の声が寄せられています。

　また、シーナちゃんの他にも春を満喫している動物はたくさんいるようで、「うちのわんちゃんも今日同じことになっていました（笑）」「うちはタンポポですが、頭に春を乗せました」「我が家もお花見堪能しました」など、愛犬や愛猫の写真を送る人も多く見受けられました。

抱っこ散歩だった昨春　おてんば娘から穏やかなレディに成長中

　この日のお花見は“犬生”2回目だったというシーナちゃん。そのため、花びらがひらひらと舞い落ちてくる様子をとても不思議そうに目や鼻で追っていたそうです。

「桜の花の匂いがするのか、風の匂いをくんくんと嗅いでいました。ふと、シーナを見たところ、あのように花びらが鼻にくっついている状態に。たぶん、下に落ちていた花びらがついたのだと思います」

　この写真を撮った後すぐ、シーナちゃんはペロリと鼻を舐めて、自力で花びらを取ってしまいました。

　ちなみに昨春は、生後3か月ほどでワクチン接種が終わっていなかったため、お母さんに抱っこされたまま初めてのお花見。桜を目一杯堪能すると、最後は疲れたのか飼い主さんの腕の中で眠ってしまったそうです。子いぬとはいえ、6.5キロもあるシーナちゃんをずっと抱っこして回ったため、後日には腕が筋肉痛になってしまったのだとか。それから1年が経ち、最近のお母さんはシーナちゃんの成長を実感しているそうです。

「とにかくおてんばでしたが、1歳を過ぎて少し穏やかになってきたように感じます。人懐っこく友好的で、どのわんちゃんとも仲良く遊べるようになりました。車に乗せるとすぐに鳴き声を上げていたのが、今ではクレートの中でおとなしくできるようにも。おかげで車の移動が楽になりましたね」

　好奇心旺盛で元気いっぱい、そして甘えん坊な一面も持つシーナちゃん。成長の様子や先代犬のシベリアンハスキー「ステラ」ちゃんとのかけがえのない思い出の日々などは、インスタグラムのSTELLA（stella16_sheena20）で見ることができますよ。

（Hint-Pot編集部）