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吉田沙保里が“弾き語りしてみた” 優しい歌声とギターが大反響 「素朴で癒やされた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

吉田沙保里さん【写真:Getty Images】
吉田沙保里さん【写真:Getty Images】

 才能にあふれるアスリートは、時に意外な特技を披露して世間を驚かせることがあります。自分の競技の特性を生かしたものならまだしも、それとはかけ離れたパフォーマンスで感動を与えることも。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、レスリング女子五輪3大会連続で金メダルを獲得した、レスリング女子元日本代表の吉田沙保里さんに注目。競技中に見せる激しい戦いとは打って変わり、ギターによる名曲の弾き語りを披露して大きな話題を呼んでいます。

 ◇ ◇ ◇

今回挑戦したのは井上陽水の名曲「少年時代」の弾き語り

 レスリング女子で2004年のアテネ大会女子55キロ級で自身初の五輪金メダルを獲得した吉田さん。続く2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪でも金メダルを獲得し、国民栄誉賞も受賞してその栄誉を称えられました。高速で繰り出すタックルで相手をなぎ倒していく戦いぶりは、男子顔負けと言っていいほどの迫力。2019年1月に現役引退を発表してからもスポーツバラエティ番組などで高い身体能力を見せています。

3連覇を達成したロンドン五輪で激しい攻防を見せた吉田さん(右)【写真:Getty Images】
3連覇を達成したロンドン五輪で激しい攻防を見せた吉田さん(右)【写真:Getty Images】

 そんな吉田さんもマットを離れると一人の女性。引退後は髪をハイトーンカラーに染めてイメチェンを図った姿が話題になったり、愛犬との楽しい日々を自身のSNSで公開したりと、レスリングという競技からは想像もつかない穏やかな様子を見せています。

 そして何とアコースティックギターの弾き語りにもハマっているようです。このほどシンガーソングライターである井上陽水さんの名曲「少年時代」を披露し、注目を集めました。投稿のキャプションによると、今回この曲を選んだのは、「先日のラジオのインタビューでリクエストされた曲を弾いてみました」との経緯があるようです。

 実は吉田さんは2020年から弾き語りの様子を自身のインスタグラムで公開しており、今年に入ってからは3月末以来2回目の挑戦。「やっぱりアルペジオは難しいなぁ~ 下手くそですが自己流で頑張ってみました……」としながらも、コード(和音)を一音ずつ分解して演奏する奏法の「アルペジオ」をしっかり弾きながら、穏やかな歌声で歌い上げています。

 この動画が公開されると、コメント欄には「素敵です」「素朴で癒やされました」「何でもできてうらやましい」と称賛の声が。さらに「ギターも歌もどんどんうまくなって……何でも努力を惜しまないんですね」と上達ぶりに目を見張るファンや、「ネイルが素敵」「ギターがかわいい ハートの形」など吉田さんのおしゃれ力の高さに注目した声も寄せられています。

おしゃれに磨きがかかった引退後の吉田さん【写真:Getty Images】
おしゃれに磨きがかかった引退後の吉田さん【写真:Getty Images】

 現役時代から「カラオケが趣味」と公言していた吉田さん。実は2015年10月には、TBSの石井大裕さんとその兄の大貴さんと3人でユニットを組み「目を覚ませ」という曲でCDデビューも果たしています。現役時代は勝ち続けることで自分を表現してきた吉田さんですが、今はまた別の形で自分を表現し続けています。

 吉田さんの弾き語りの姿はまだまだ今後も続いていく模様。これからも多くの人に感動と癒やしを与えてくれそうです。

(Hint-Pot編集部)