インタビュー

【私の家族】美しすぎる元バレーボール選手 同性のパートナーと“子どものよう”に育てる愛犬との生活

著者:中野 裕子

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滝沢ななえさん【写真:荒川祐史】
滝沢ななえさん【写真:荒川祐史】

 現役時代は“美しすぎるバレーボール選手”と注目され、今から3年前にはバラエティ番組で突然、同性愛者であることを告白して世間を驚かせた滝沢ななえさん(32)。堂々とした姿にエールを送るファンも多い。そんな滝沢さんの家族には、同性のパートナーと愛犬「ぼたん」くんがいる。2人と1匹の“3人家族”の経緯と日々の暮らしを聞いた。

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彼女の強い希望で迎えられたミックス犬「ぼたん」

滝沢さんと「ぼたん」くん【写真提供:滝沢ななえ】
滝沢さんと「ぼたん」くん【写真提供:滝沢ななえ】

 実は、元々犬はすごく苦手でした。噛まれた経験があったわけじゃないんですけど、どことなく怖くて近寄りませんでした。実家でも飼ったことはなかったし、まさか自分が飼うなんて。しかも、こんなにかわいく思うようになるなんて、と驚いています。今じゃ、どのわんちゃんを見ても「かわいい」と思うぐらいなんで。

 ぼたんを飼い始めたのは、一緒に暮らすパートナーが強く望んだから。彼女はとても愛情深い人です。持て余した愛情がわんちゃんに向かったみたいで、時々1人で愛犬探しに回っていたんです。小さい頃、実家で犬を飼っていて、昔から好きだったらしくて。

 2年前の8月のある日、家に帰ったら白いモコモコした毛のわんちゃんが、突然うちにいたんです。それが、今一緒に暮らしているぼたん。生後2か月半ぐらいだったのかな。彼女に「え、何、どういうこと!?」って聞いたら「“1泊お泊り体験”で連れて帰ってきた」って言うんですよ。もうびっくり。正直、当時の私は犬が苦手だったので「明日絶対、お店に戻しに行くよ!」って言ってしまいました。やって来た日は触ることもできませんでした。

 翌朝、1回だけ抱っこしましたけど……。体験だったので、いったん、ぼたんを返したのですが、彼女が毎日毎日ぼたんに会いにお店に通っていたんです。そんな彼女の姿を見て、私も観念しました。作戦にうまくやられましたね(笑)。