どうぶつ
香箱座りをするねこ クセ強めの新スタイルに2万人びっくり 「手首つってしまいそう」
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何かをお願いする時は真顔&無言でアピール
個性豊かなクロエちゃんは元保護ねこ。飼い主さんのもとにやってきたのは2019年の秋でした。
その前年、長年生活をともにした愛猫を亡くして悲しみに暮れていた飼い主さん。新しい生活をスタートさせるためにも、保護ねこをお迎えして再び愛情を注いでいけたら……と考えていましたが、気持ちの整理がなかなかつかないまま、月日は流れていきました。
そんなある日、知人の娘さんが通学路で捨てられていた数匹の子ねこを保護。飼い主さんは「保護した子ねこをお迎えしてもらえないか」との相談を受けました。「おうちがなくて困っているのなら」と、再びねこと暮らす決心がつき、最後まで残っていたクロエちゃんの引き取りを決めたそうです。
「我が家に来てすぐに動物病院へ連れて行ったところ、生後2週目くらいという見立てでした。お母さんねこの母乳も飲んでいない可能性があり、免疫ができていないかもしれないため、早めにワクチンを接種して感染症の予防など、できる限りの対応をしました」
お迎え当初はまだ幼く、体調面に不安もあったそうですが、飼い主さんの懸命なお世話により元気いっぱいに成長。素敵なお名前は、海外ドラマ「LUCIFER/ルシファー」の女性刑事にちなんで名付けられたそうです。
「超がつくおてんばですが、ごはんの30分前になるとおずおずとした様子で、私の背後から肩をとんとんしてきます。赤ちゃんの頃から口数が少なく、未だにほとんど鳴きません。ごはん以外に要求がある時は、真顔&無言で姿勢を正し、まっすぐにこちらを見つめて圧をかけてくるんですよ」
ちなみに、ねこが香箱座り(クロエちゃんの場合は亜種版)をしている時は、とても安心してリラックスした状態だといわれています。クロエちゃんも、お迎えの日から全力で“子育て”をしてくれる飼い主さんに心を開き、いつもそばでリラックスしているのでしょう。
○取材協力:真顔のクロエ(@magaodemukuchi)さん
(Hint-Pot編集部)