どうぶつ
フェレットがずるりと“液状化” 個性的な寝姿に14.5万人驚愕 「見入ってしまった」
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桜前線が北上を続け、地域によっては気温20度を超える日もある今日この頃。布団の中で寝ていたものの、暑くなって布団を剥いだり抜け出したりするのは動物も同じようです。ツイッターで話題になっているのは、静かに寝ていたと思いきや、目を閉じたまま寝床からズルズルと出てくるフェレット。飼い主の雷(@5RGqDpCgJqFjWDH)さんにお話を伺いました。
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「室温が上がると見られる光景」と語る飼い主さん
ペットとして世界中で人気のフェレット。イタチ科の小動物で、人懐っこい性格の子が多いと言われています。今回ご紹介する「もも」ちゃんは、米国を原産地とするピーターソン(ピータースン)フェレット。真っ白なボディとキュッと閉じたおめめが愛らしい、5歳の女の子です。
ももちゃんの体調に気を配っている雷さんは、季節に合わせて箱の中に毛布やタオルで寝床を作っています。しかし、気温の変化が読みにくい日々が続いたある日、ももちゃんは急に暑さを感じたのか、眠ったまま箱からズルズルと出てきてしまいました。
その様子はまさに“液状化”。ねこの“液状化”はよく知られていますが、どうやらフェレットも同じようです。しかも、目はしっかり閉じられており、眠ったままだと分かります。そしてその後はクールダウンしながらさらにぐっすり……と思いきや、この日は5分ほど経ったところで目が覚め、慌てて箱に戻っていったそう。
「春から夏にかけて、室温が上がると見られる姿です。今回は急に暑くなって体を冷やしていたのかと思われます」
また、ももちゃんが寝床にしている箱も気になります。実はこの箱、雷さんが飼育した歴代のフェレットたちが愛用した年代物で、かれこれ10年以上使っているそう。ガムテープなどで“リフォーム”しており、こだわりと温もりがたっぷり詰まっています。
ももちゃんのキュートでちょっとシュールな“寝姿”は、ツイッター上で14万件以上の“いいね”を集め、動画の再生回数は129万回を超えています。また、リプライ(返信)には、「かわいい」「ほぼ液体!? なめらか~」「見入ってしまいました」「液体状になるだけあって『フェレット沼』は底なしです」などの声が寄せられていました。
魅力たっぷりのフェレット 飼うのなら最後まで責任を持って
これまで複数のフェレットを飼育してきた雷さん。女の子の名前は食材名を平仮名にしてつけることが多かったそう。ももちゃんの場合は、頭部の柄が桃太郎のようだったことから名付けられました。
フェレットとの暮らしは、「魅力だらけです(笑)」とデレデレ。ももちゃんの安心しきった寝姿からも、雷さんからたくさんの愛情を注がれていることが伝わってきます。もちろん、飼い主として健康に対する意識もしっかりとしたものです。
「フェレットは病気などについての研究や治療法があまり進んでいないらしく、地方では診ていただける病院が少なかったり治療費が高額になったりするのが現状です。病気に苦しむフェレットを少しでも減らせる研究が進んでくれるよう切に願います」
そこで雷さんは、自身のブログでフェレットと上手に暮らす方法を発信中。今回の記事にあたっても「ペットの終身飼育や虐待についての注意喚起」を希望しています。愛する家族だからこそ、細かいところにまで気を配って、最後までしっかり成長を見守る。そうした意識があってこそ、動物たちはかわいい姿を見せてくれるものですよね。
(Hint-Pot編集部)