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デジタルデトックスで一致 ブックオフとホテルがコラボ コミック1500冊読み放題に
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国内外で本のリユースショップを展開するブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)が22日までに、都内のホテルに一挙1500冊のコミックを納品したことを発表しました。納品先はコンパクトホテルの「ファーストキャビン市ケ谷」で、同店は21日から「SMART マンガラウンジ」を設置しています。
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コンパクトホテルのファーストキャビン市ケ谷が「SMART マンガラウンジ」を設置
ブックオフでは、約10年前から温浴施設の休憩コーナー、ビジネスホテルのライブラリー、その他、各種店舗の待合室などに大量のコミック、書籍などを納品するサービスを提供。そうした中、今回の納品規模について同社の広報担当者は「1つの場所に1500冊は過去最高数になります」と話しています。
なぜ、それだけ多くのコミックが必要なのか。株式会社ファーストキャビンHDの広報担当者は「お客様の自分時間を充実していただくため、できる限り幅広いラインナップをご用意しました」と説明しています。
人気シリーズの「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」、「SPY×FAMILY」、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」、「ONE PIECE」、「NARUTO -ナルト-」など、あらゆる名作も全巻取り揃えているそう。その上で「お客様のリクエストによって、新しいタイトルが随時エントリーされていきます」とのことです。
ただ、コミック、書籍ともデジタルで読まれる時代。そこを逆手に取り、両社は「デジタルデトックス」の面でも見解が一致。今回のコラボに至ったといいます。
ブックオフ広報担当者「漫画に関しては『紙で読んだ方が頭に入る』という声が多くあります。今後もそうしたニーズに応えていきたいと思います」
ファーストキャビンHD広報担当者「スマホで疲れがちな目を紙の本でリフレッシュする時間をお楽しみいただきたい。そういう思いがあります」
なお、ファーストキャビン市ケ谷は、「美と健康」をテーマに「ファーストファスティング―青木厚医師式 16 時間断食プラン―」も用意。3月から実施しています。
(柳田 通斉)