どうぶつ
体重7.5キロのトイプードル お風呂前のビビり姿に1.9万人笑顔 「かわいさもビッグ」
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インスタ投稿が出会いのきっかけ スピード対応で家族の一員に
大きな甘えん坊のシュシュくんは元保護犬。飼い主さんがお迎えしたきっかけは3年前、「子どもが生まれるため『数日内に新しい飼い主さんが見つからなければ愛犬を保健所に連れて行く』と言っている人がいる」という内容のインスタグラム投稿でした。
「(その時点では)どんな子かも分からなかったのですが、投稿を見た日の夜には『うちの家族にしたいです』と投稿者さんに連絡を入れていましたね。金曜日に投稿を見て、土曜日にレスキューされ、日曜日には我が家に来るという、すごいスピードで家族になりました。
レスキューに行ってくれた方から『捨てたい理由は“噛み犬”だからでした』との連絡はありましたが、『むしろ迎え入れたい』と伝えました。初対面時は、家族全員に大きなシッポを振って寄ってきてくれました。もじゃもじゃで顔はまったく分かりませんでしたが(笑)」
かわいらしいお名前は、プードルという犬種からフランス語でいくつか考えていた候補から。そうしてお迎えした当日、顔を見た時に「こんな愛すべき子はいない。シュシュだ!」とピンときたそうです。とはいえ、前情報通り噛みグセがありました。
「シュシュは我が家に来た時、とにかく噛むことで自分を守っているような子でした。今では遊びに来た友人にまで抱っこをせがんだり、おもちゃを持っていったり、とても甘えん坊です。保護犬を迎えることにはとても難しい面もあると思います。トレーニングが必要な子や病気がある子もいます。それでも“いぬを飼う”と考えた時、保護犬を迎える選択肢ももっと一般的になってくれるといいなと思います」
飼い主さんのおうち家で暮らす先住犬でチワプー(トイプードルとチワワのミックス)の「あむ」くんも、競り市場に出されていたところを飼い主さんに保護されました。9歳で体重4.5キロのあむくんは、シュシュくんの“ちっこい兄貴”です。
境遇は違いますが、優しい飼い主さんのもとで仲良く穏やかに暮らしている2匹。現在の飼い主さんは「保護犬=飼育が難しい」のイメージを払拭したいという思いもあって、ツイッターでは楽しい様子を日々投稿していますよ。
○取材協力:チワプーあむ*プードルシュシュ(@amuchouchou)さん
(Hint-Pot編集部)