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大谷翔平は「だから愛される」 相手ベンチに叫んだ“とっさの言葉” 米国のファンも感心
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危険を感じた時やびっくりした時、とっさに出てしまう声。海外で生活していても瞬時に出てくるのは母国語、というケースはよくあるようです。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平選手に注目。打席で打ち損じてしまった際に打球の行方を目で追い、思わず発した言葉が紳士的だったとして反響を呼んでいます。
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打ち損ねたボールが相手ベンチを強襲 その時大谷選手は…
MLBでプレーする日本人選手として、昨シーズンは初のMVPに輝いた大谷選手。今シーズンも開幕戦から投手と打者の“二刀流”でフル回転しています。16日(日本時間17日)の試合では2試合連続となるホームラン、20日(同21日)には12個の三振を奪うピッチングを見せて今シーズン初勝利をマーク。ファンの期待に応える活躍ぶりです。
とはいえ、やはり相手選手からのマークも厳しくなっているのは確か。特にバッティングでは、昨シーズン46本のホームランを打った実績から警戒されることが増え、なかなか思うように打たせてもらえなくなっています。イライラが表情や態度に出てもおかしくありませんが、大谷選手は冷静さをキープ。そんな様子はプレーの端々にも表れています。
22日のボルチモア・オリオールズ戦に「1番・指名打者(DH)」で出場した大谷選手は、初回の第1打席で初球を強振(バットを強く振ること)。記録はファウルになりましたが、当たり損ねの鋭い打球はオリオールズのベンチに向かって飛んで行きます。
すると、バットを振り終わってすぐにそれを見た大谷選手は、とっさに大声で何かを叫びました。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の公式ツイッターは「注意喚起」という言葉を添えて実際の映像を公開。実況者が「『Watch Out!(気を付けて!)』と言っていますね」と大谷選手の言葉を説明しています。
この投稿に対して、ファンからは「紳士的」「最高の男だ」「気遣いが素晴らしい」「意識しているわけではないのに自然に声や行動に出るということ。だから敵軍からも愛されている」などと大谷への称賛の声が寄せられていました。
中でも注目したいのは「オオタニはもう英語が完璧」といった声。ファウルとはいえ、バットに当たったボールが相手のベンチに飛んで行くまでは1秒もかかっていません。日本語で叫んでも当たり前と思われますが、大谷選手は英語で注意を呼びかけているようにも見えます。
とっさの場面でも相手を気遣うことができる大谷選手。本拠地だけでなく、敵地での試合でも称賛されるのはスーパースターの証と言ってもいいでしょう。この試合ではノーヒットで見せ場はありませんでしたが、24日には2本のヒットを打って7-6の勝利に貢献しました。今年も“大谷フィーバー”は続きそうですね。
※記事内容を一部修正しました。
(Hint-Pot編集部)