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ねこの口元が好き! 興奮でヒゲ袋を膨らませる元保護ねこに1万人メロメロ「かわいい」
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猫エイズキャリアのタマちゃん 発症することもなく幸せに生活
そんなかわいい仕草で私たちを楽しませてくれるタマちゃんですが、実は猫エイズのキャリア。「猫後天性免疫不全症候群」という正式名称を持つ猫エイズは、発症すると免疫力が低下してウイルスや細菌、がんなどさまざまな病気に罹患しやすくなる病気です。
しかし、感染しても無症状で一生を終えるケースもあり、必ず発症するという病ではありません。またねこ同士の感染には注意が必要ですが、人間や他の動物には感染しないといわれています。
タマちゃんの猫エイズ感染が判明したのは、2011年の冬のこと。野良ねこだったところを飼い主さんに保護され、動物病院に連れて行かれた時でした。飼い主さんは当初、一緒に暮らすことを考えていなかったそう。しかし、病気のことや人懐っこい性格でもあったため、タマちゃんをお迎えすることを決意しました。
当時1歳だったタマちゃんはその後、すくすくと成長。時々は体調を崩すこともありますが、飼い主さんの懸命の看護や普段から栄養面をサポートしている甲斐あって、病を発症することなく元気に過ごして今に至ります。
「以前と変わらず、いつも甘えてくるかわいいねこです。口元の膨らみも好きですし、ぽっちゃりした体形も大好きです」
そんな甘え上手のタマちゃんが最近気に入っているスポットは、飼い主さんが腰かけているアームチェアの肘かけ部分。幅が狭い肘かけに体を上手にのせて待っていると、飼い主さんがなでなでをしてくれるからです。
タマちゃんの普段の様子や病気のことなど、さまざまな情報はブログ「ネコビュー」で発信されています。また、インスタグラム(nekoview)やYouTubeチャンネル「ネコビュー」でも、タマちゃんの生活を覗くことができますよ。
(Hint-Pot編集部)