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球場で赤ちゃんにミルクを与えていたら…パパの珍プレーに称賛の声 「年間最優秀パパ」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

“ファインプレー”を見せたのは授乳中のパパ?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
“ファインプレー”を見せたのは授乳中のパパ?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 ピッチャーが投げたボールをバッターが打つというプレーから始まる野球において、試合中にしばしば見られるのが「ファウルボール」。打ち損じたボールが前に飛ばず、観客席に飛び込むことも特別な光景ではありません。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、米メジャーリーグ(MLB)であった“ファインプレー”に注目。スタンドで観戦していたファンがとんでもない体勢でファウルボールをキャッチし、大きな話題を呼んでいます。

 ◇ ◇ ◇

MLBの試合でファウルボールを右手でキャッチ よく見ると左手には…

 ピッチャーが投げる剛速球をバットで打ち返すバッター。どんなにすごい選手でも、いつも完璧に打ち返せるわけではありません。打ち損ねたボールはあらゆる方向に飛び、時にはファンがいるスタンドに飛び込むことも。事故防止のため、球場にはバッターボックスの後方を中心に防球ネットが設けられています。

 とはいえ、大飛球となったファウルボールは防球ネットを越えてスタンドに飛び込むこともあります。打った瞬間に係員が注意喚起するほど緊張感に包まれますが、実はこのファウルボール、ホームランボールと同様に捕ったファンのものになることがほとんど。そのため、危険を承知で捕りにいこうとするファンの姿も見受けられます。

26日(日本時間27日)に行われたレッズ対パドレスのワンシーン【写真:Getty Images】
26日(日本時間27日)に行われたレッズ対パドレスのワンシーン【写真:Getty Images】

 26日(日本時間27日)に行われたMLBのシンシナティ・レッズとサンディエゴ・パドレスの試合では、そんなファウルボールをめぐる珍プレーが見られました。場所は米オハイオ州シンシナティにあるレッズの本拠地グレート・アメリカン・ボール・パーク。1対1の同点で迎えた3回、パドレスのバッターが打ったボールは高々と後方に打ち上がり、3塁側内野席に飛び込みました。

 ボールはスタンド内の通路でワンバウンド。そのまま弧を描いて後方に飛んで行きました。そのボールを捕ろうと、落下地点には数人のファンが。最後、そのボールを右手でキャッチしたのは1人の男性ファンでした。

 ワンバウンドして勢いが落ちていたとはいえ、素手で掴んだのもかなりのファインプレーでしたが、驚いたのはその男性が左手に持っていたもの。何と、男性は左手に哺乳瓶を持ち、抱っこ紐で抱えていた赤ちゃんにミルクをあげている真っ最中だったのです。そのため、男性は座席から動けなかった状態。ボールを自ら取りに行ったのではなく、飛んできたものを見事な反射神経でキャッチしたのでした。

 この様子の動画をレッズの公式ツイッターが「赤ちゃんに哺乳瓶でミルクをあげながらファウルボールをキャッチ……まさにパパの仕事だ」とのメッセージとともに公開すると、2.5万件もの“いいね”が集まり、動画の再生回数は何と220万回を超えました。

 リプライ(返信)には「すごいお父さんだ」「年間最優秀パパ」「ヒーローだ」「シーズンチケットをあげるべき」などと男性のファインプレーを称賛する声が殺到。さらに「この赤ちゃんは大物」「パパと赤ちゃん、2人とも契約したらどうだろう」「伝説になる」「赤ちゃんに最高のお土産ができた」と、平然とミルクを飲み続けた赤ちゃんへのメッセージも寄せられています。

(Hint-Pot編集部)