わんちゃんにとって飼い主さんと過ごす時間は至福。いくら手が離せない場面でも、できるだけ自分にかまってほしい……そんなアピールをするわんちゃんの姿には思わずキュンとしてしまいますよね。自室でトレーニングに励みたい飼い主さん、そのそばから離れずに邪魔をするわんちゃんがツイッター上で注目を集めています。愛犬から“かまって攻撃”を受けながらも、トレーニングは続行できたのでしょうか？　その後の展開などついて、飼い主さんにお話を伺いました。

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ピカルディくんからの攻撃に「伊之助のかぶりものをする必要性を感じた」

　人気ゲーム「Nintendo Switch」の「リングフィット アドベンチャー」をプレーしながら、ゆる～くトレーニングを始めたという飼い主さん。ある日、愛犬からの「かまって！」攻撃が始まりました。攻撃でトレーニングを邪魔しているのは、ポメラニアンの男の子「ピカルディ」くんです。

　間もなく1歳の誕生日を迎えるピカルディくんは、明るくて元気な性格。甘えん坊な一面もあり、飼い主さんが仕事から帰ると大喜びです。抱っこすると“お帰り”のペロペロを始めてくれるのだとか。

　そんな風に、飼い主さんのことが大好きなピカルディくん。たとえ飼い主さんがトレーニング中であってもおかまいなしです。コントローラーを握った飼い主さんが肘を床につけて低い体勢をキープしていると、顔を近づけたり、フワフワの被毛で視線を遮ったりして邪魔を試みます。中でも顔を近づける様子は、キスをせがんでいるようにも。かなりアツアツのおふたりです。

　素顔のままでトレーニングをしていると、どうしてもピカルディくんに邪魔されてしまう。どうすれば集中してトレーニングができるものか……と考えた飼い主さんの頭には、あるアイデアがよぎりました。

「伊之助のかぶりものをする必要性を感じた……」

　伊之助とは、人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物、嘴平（はしびら）伊之助のこと。山中でイノシシに育てられた伊之助は、そのイノシシの皮を形見としてかぶっています。確かに、そんなかぶりものをしてトレーニングをすれば、ピカルディくんからの攻撃に耐えられるかも……。またツイッター上では、実際に伊之助マスクをかぶってトレーニングしている人のアカウントも人気です。

　しかし、飼い主さん宅にそのマスクはありません。ピカルディくんからの攻撃に耐えかねた飼い主さんは、仕方なくスクワットなど立ってできるトレーニングに切り替えたそうです。

　そして飼い主さんは、ピカルディくんが愛嬌たっぷりに攻撃する姿を動画に収め、ツイッターに投稿。何と6万件もの“いいね”が集まり、動画の再生回数も152万回に迫る勢いを見せています。

　また、リプライ（返信）には「尋常じゃない愛され方でうらやましい限りです」「愛が深い」「すべてにおいてかわいい」「本当に好きなんだな」など、ピカルディくんに愛される飼い主さんをうらやむ声が寄せられていました。