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熱い大谷翔平 全力投球後の“雄叫び”にファンがギャップ萌え 「やっぱりかっこいい」
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今シーズンの米メジャーリーグ(MLB)でも、投手と打者の“二刀流”で活躍を続けているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。圧巻プレーとは対照的に、紳士的な振る舞いや少年のような笑顔を見せることが多く、穏やかなイメージもあるでしょう。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、大谷選手が試合中に発した“声”に注目。投手として出場した際、1球ごとに唸り声や雄叫びを上げた渾身のピッチングが大きな反響を呼んでいます。
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屈指の強打者を三振に仕留める力投 中継映像でも聞こえた“雄叫び”
昨シーズンのMLBで日本人選手初のMVPを獲得した大谷選手。投げては100マイル(約161キロ)の剛速球と変化球で相手バッターを手玉に取り、打っては46本の豪快なホームランをマークする活躍は、ファンだけでなく舌鋒鋭い米メディアをも虜にしています。
そんな大谷選手の魅力はプレーだけではありません。グラウンドに落ちているゴミを拾ったり、相手選手にねぎらいの声をかけたりという人間性や、ファンに対する心遣いなどはたびたびニュースに。味方のプレーに大はしゃぎするなど、屈託のない笑顔は野球を知らない人をもほっこりさせています。
とはいえ、グラウンド内では真剣勝負の連続。その中で、大谷選手の様子が“激変”したシーンが大きな話題を集めています。
米ボストンの伝統的スタジアム、フェンウェイパークで5月5日(日本時間6日)に行われたボストン・レッドソックスとエンゼルスの一戦。「3番・投手兼DH(指名打者)」として出場した大谷選手は4回まで相手を無得点に抑えていましたが、5回に初のピンチを迎えました。
大谷選手はこの回に2アウトを取ったものの、ランナーが2塁にいる中で迎えたバッターはラファエル・デバース選手。昨季までMLB通算112本のホームランを打っている屈指の強打者です。
そこで得点を許したくない大谷選手は、初球からうなり声を上げながら力投。2球目の99マイル(約160キロ)の速球はファウル、1ボール1ストライクで迎えた3球目は81マイル(約130キロ)のカーブで空振りを奪います。
100マイル(約161キロ)の4球目はファウルにされましたが、92マイル(約140キロ)の5球目は大谷選手の“伝家の宝刀”と呼ばれるスプリット(打者の直前で速く鋭く落ちるボール)で見逃し三振。見事にピンチを切り抜けました。
この三振を奪った瞬間、大谷選手はこぶしを握りながら「うりゃぁ~」といった日本語にも聞こえる雄叫びを上げました。合わせて実況席も大興奮で「He got it!(三振を奪った!)」と絶叫。MLB公式ツイッターは「Shohei is unfair!(ショウヘイはアンフェアだ)」とのメッセージを添えて、実際の映像を公開しました。
うなり声や雄叫びに驚くファンも多数
この投稿には1.5万件の“いいね”が集まり、動画の再生回数も74万回を超えています。リプライ(返信)にはメッセージが殺到し「これは芸術だ」「お見事」「オオタニが神に見えた」「別格のピッチング」といった称賛の声が。
中継映像でも聞こえたうなり声や雄叫びに驚くファンも多く「吠えまくっている」「やっぱりかっこいい」「エンドレスで再生しちゃう」「オオタニってこんなに叫んだっけ?」など、普段のクールなイメージとのギャップに心を奪われたという声も寄せられています。
通常、MLBではマウンドにいるピッチャーが相手バッターに対して大きな声を発することは“威嚇行為”ととられ、審判からの警告や相手チームからの報復対象にもなりかねません。しかし、今回の大谷選手に対してそんな雰囲気はまったくなく、むしろ大谷選手が感情をあらわにしたことの珍しさや、違った表情を見ることができた“レア感”に浸るムードさえ感じられます。
チームが8-0で勝利したこの試合で、大谷選手は三振を11個も奪う力投を見せ今シーズン3勝目をマーク。打っては2本のヒットと1打点の活躍で、勝利の立役者となりました。普段の優しい表情と試合中の激しさはどちらも魅力的。これからもいろいろな表情でファンを楽しませてくれそうです。
(Hint-Pot編集部)