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大谷翔平が歓喜 仲間へのバックハグに羨望のまなざし 「そこ代わってもらえませんか」
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勝者と敗者が存在するスポーツにおいて、やはり勝った時の喜びは大きいもの。しかも、その“勝ち方”がドラマチックであればあるほど選手たちの感情は爆発します。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、米メジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス・エンゼルスが劇的勝利を収めた直後の大谷翔平選手に注目。勝利の立役者となったチームメイトに優しくハグする様子がSNS上で公開され、大きな話題を集めています。
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2点差でリードされた9回 最後は勝利のホームイン
今シーズン、MLBアメリカン・リーグ(ア・リーグ)の西地区で30試合を消化し、19勝11敗で首位に立っているエンゼルス(5月9日終了時点)。“二刀流”で奮闘する大谷選手は投手として3勝、打者としてホームラン4本という活躍で好調のチームを支えています。
ホームランを打った選手がベンチに引き揚げてきた際、カウボーイハットをかぶってハイタッチするという“儀式”で盛り上がるシーンも多く、チームのムードは上々。そんな勢いもあってか、8日(日本時間9日)に本拠地のエンゼル・スタジアムで行われたワシントン・ナショナルズ戦では2点差を逆転する勝利を収めて、選手たちは歓喜に沸きました。
2-4でリードされた最終回の9回。攻撃側のエンゼルスはランナーが3塁と1塁にいる状況ながら、あとアウト1つで敗戦というピンチを迎えました。
そこでまず3番・DH(指名打者)で出場した大谷選手がセンターフェンス直撃のツーベースヒットを放ち、2人のランナーがホームインして3-3の同点に。直後に4番のアンソニー・レンドン選手がヒットを打ち、2塁ランナーだった大谷選手がホームインして、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
チームメイトは一斉にベンチを飛び出し、殊勲のヒットを打ったレンドン選手を中心に歓喜の輪を作って大はしゃぎ。レンドン選手は仲間にユニフォームを引っ張られたり、体を叩かれたりするなど手荒い祝福を受けました。そこで最後に近寄ったのが大谷選手。レンドン選手を“バックハグ”して、喜びを分かち合いました。
エンゼルスの公式ツイッターは、この様子にクラシック音楽のBGMをつけた1分31秒のスローモーション映像を公開。「Is this heaven? Close, it’s an Angels walk-off(ここは天国ですか? 惜しい、これはエンゼルスのサヨナラ勝ちのシーンだ)」とのメッセージを添えました。
この投稿には1.1万件の“いいね”が集まり、動画の再生回数は約25万件に上りました。リプライ(返信)には「何度見ても感動的」「天国以上の天国」「これは永久保存版」と劇的勝利に酔いしれるファンの声が。
さらに、「ショウヘイが弾んでいる」「まるで映画みたい」「オオタニに抱きつかれたレンドンうらやましい」「レンドンさん、そこ代わってもらえませんか」など、大谷選手の行動に微笑ましさを感じた声も寄せられていました。
※10日18時15分に記事の一部を修正しました。訂正してお詫びします。
(Hint-Pot編集部)