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アボカドの変色を防ぐライフハックに警鐘 米食品医薬品局が食中毒の可能性を指摘

著者:Hint-Pot編集部

米国でアボカドの保存方法が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
米国でアボカドの保存方法が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 森のバターと呼ばれ、クリーミーな味わいが人気のアボカド。日本国内消費の多くを占めるメキシコ産は、3~6月頃が旬で今がまさにおいしい季節だが、保存方法には注意が必要だ。米国ではあるティックトッカーが紹介した、アボカドの保存法が話題に。それは水に漬けるというものだが、アメリカ食品医薬品局(FDA)は食中毒の危険性を指摘。注意喚起をしている。

 ◇ ◇ ◇

日本でもレシピ投稿サイトなどが紹介 注意が必要!

 アボカドの果肉は空気に触れると酸化し、黒く変色してしまうため、一度に食べ切るのがおすすめ。どうしても保存をしたいという場合、日本では種を付けたままレモン汁をかけたり、空気に触れないようぴっちりとラップで密閉したりする方法が主流だろう。

 一方、米国では、あるティックトッカーがライフハックとして紹介した保存方法が大きな話題に。それはカットしたアボカドを水に浸しておくという方法。確かに空気に触れないため酸化を防ぐことができるが、米誌「ピープル」によると、FDAは健康被害が出る可能性があると警告しているという。

 米放送局ABC朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」にFDAの職員が語ったところによると、カット済みのアボカドを水に入れて保存することは、細菌汚染を引き起こす可能性があるという。職員は次のように語った。

「主な懸念は、アボカドの表面に存在する可能性のある細菌(リステリア菌やサルモネラ菌など)が、水に浸した場合に増殖する可能性があることです」

 しかも、これらの細菌は水に浸す前にアボカドの表面をきれいに洗い流しても、落とすことはできないのだとか。また、FDAの科学者が行った研究によると、アボカドを皮ごと15日間水に浸して冷蔵保存したところ、リステリア菌がアボカドの果肉に浸透する可能性が分かったという。「この場合、スライスする前に表面を消毒したとしても細菌を除去することはできない」と職員は解説している。

 そして、いずれかの細菌に感染した場合、下痢や吐き気、発熱などの症状に見舞われる恐れがある。

 日本でも、レシピ投稿サイトや情報サイトなどで、アボカドを水に浸して保存する方法を紹介する記事が散見されており、注意が必要だ。これから梅雨を迎え、ますます食中毒に注意が必要な季節。アボカドの保存は、冷蔵庫やキッチンカウンターなど、乾燥した環境で行うのがベストだと記事は警告している。

(Hint-Pot編集部)

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