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実はポテンシャルが高すぎた西武新宿線 物件購入と賃貸で住むべき駅のトップ3は

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:姉帯 裕樹

西武新宿線の「開かずの踏切」は間もなく終焉?

 古くから東京に住んでいる人の中には、西武新宿線沿線は住みにくい土地というイメージを抱いている人もいるでしょう。その理由はいわゆる「開かずの踏切」が多いこと。しかし現在は立体交差や地下化のプロジェクトが複数進んでおり、今後はこの問題が大幅に解消される見込みのようです。

踏切が多いことでも知られる西武新宿線【写真:写真AC】
踏切が多いことでも知られる西武新宿線【写真:写真AC】

「西武新宿線の『開かずの踏切』は、長いと5分以上閉まっていることも。朝夕にはそうした状態が当たり前という不便な状態にありました。これが解消されれば、沿線はこれまでとは比べ物にならないくらい快適になると予想されます。間違いなく地価も見直されるでしょうから、買うなら今かもしれません。

 また、全体的にマイナーな駅が多いのですが、その分地元に密着したお店が多く、住み心地の良さにつながっています。終電が遅めなのも利点。購入にしても賃貸にしても、新宿周辺で働いている場合は候補の一つに入れてほしい路線です」

 新しい街・おしゃれな街、というイメージではありませんが、歴史が長く完成されたエリアゆえの魅力にあふれています。住み心地の良さでは首都圏屈指といえるでしょう。老後まで見据えた物件探しにはぴったりかもしれません。

(和栗 恵)

姉帯 裕樹(あねたい・ひろき)

「株式会社ジュネクス」代表取締役。宅地建物取引士の資格を持ち、不動産取り扱い経験は20年以上を数える。独立した現在は目黒区中目黒で不動産の賃貸、売買、管理を扱う「コレカライフ不動産」として営業中。趣味はおいしいラーメンの食べ歩き。