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漫画

2歳児の社交性が爆発 絶対に反応する有名アニメ映画のシーンとは 「自己紹介大事!」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:ヒグママ(@chiyuca919)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:ヒグママ(@chiyuca919)さん】

 表情や行動、あっという間に小さくなる衣類など、あらゆる部分で感じる子どもの成長。親にとっては新鮮な驚きと感動に満ちた日々……という表現もぴったりでしょう。そしてそこには、ちょっと人に伝えたくなるような“笑い”の要素も? アニメーション映画の鑑賞中、特定のシーンになるとなぜか「社交性が爆発」するという2歳児。かわいらしさと面白さがミックスされた実録漫画がSNS上で1.5万件もの“いいね”を集めています。作者のヒグママ(@chiyuca919)さんにお話を伺いました。

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「私、キキです!」のセリフに反応してしまう2歳児

 2歳のこくまちゃんを育てるヒグママさん。「出産後、凶暴になりすぎて親族から『ヒグマ』と命名された」ことがお名前の由来です。とはいえ、もちろんそれはかわいいこくまちゃんの子育てに懸命な姿を面白く表現したもの。執筆している漫画ではぬいぐるみ風のクマとして登場しています。

 今回話題になった作品は、こくまちゃんのユーモラスなリアクションを描いたもの。ある日、こくまちゃんはおうちのテレビでスタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』を鑑賞していました。独り立ちを目指す少女のキキが黒猫のジジと知らない街に移り住む物語は、老若男女問わず大人気ですよね。

 しかし、こくまちゃんが大きく反応するシーンは、多くの子どもたちと少し違っているよう。それは、「私、キキです! こっちは黒猫のジジ!」と自己紹介するシーン。こくまちゃんはここで「僕はこくまちゃん!」と何とも高い社交性を発揮してしまうのです。そしてさらには、ヒグママさんのこともちょっと驚く言葉を使って紹介するのでした。

 この漫画がツイッター上で公開されると、1.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「自己紹介大事!」「コミュ力高い!! うちはメイちゃんの真似が精一杯!! 会話のキャッチボールするなんて斬新!!」と、こくまちゃんの社交性を絶賛する声が。また「超絶かわいいです!」「いとかわゆす」など、胸キュンした人たちからの声も多く寄せられていました。

 ちなみにキキが自分の名前を入れて自己紹介するシーンは、古くからネット上のパロディ素材としてもおなじみ。「ちょっと待ってよ」と言いたくなるようなずっこけ画像を紹介する時に使われるようです。短いながらも、それほどまでに印象深いセリフということなのでしょう。こくまちゃんが反応するのも納得です。

「私は逆に人見知りが激しいので尊敬しています」

 ヒグママさんはツイッターで漫画を発表する以外に、ウェブメディア「CHANTO WEB」で育児漫画を連載中。ここではこくまちゃんの日常や成長ぶりなどについて、詳しいお話を伺いました。

Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「自己紹介を返す姿に衝撃を受けたことと、母親である私を『この子』と表現したことが面白くて、忘れないように絵日記にしました」

Q. こくまちゃんの“社交性爆発”はいつ頃から見られるようになったのでしょうか? また、最初に見た時のお気持ちは?
「公園デビューした1歳頃からでしょうか。元々、知らない人に自分から積極的に関わろうとする性格だったので、そこから学んでいったのかもしれません。私は逆に人見知りが激しいので尊敬しています」

Q. 漫画で取り上げたシーン以外だと、こくまちゃんはどのような様子なのでしょうか?
「ニコニコして観ています。ほうきで飛ぶシーンでは『飛んだ!』と興奮していました。他の作品だと『となりのトトロ』も大好きなので、メイちゃんとサツキちゃんが叫ぶシーンでは共鳴しています」

Q. こくまちゃんの成長について、最近特に印象に残ったエピソードを教えてください。
「交渉ができるようになったことかな……お風呂に入りたがらない時に『じゃあ泡風呂にしようか』と提案すると、『お風呂入るかっ!』と言って風呂場へ直行してくれます」

Q. 読者からの感想で心に残ったものや感想を読んで気がついたことなどがあれば教えてください。
「皆さんにたくさんかわいいと言っていただけてうれしい限りです。(リプライが)多かったためか(ツイッター上の)通知がすべて表示されなかったのですが、笑っていただけたようで何よりです」

(Hint-Pot編集部)