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梅雨の室内でグリーンに迷ったら“枝もの”を 長持ちのコツは水揚げと湯揚げのひと手間

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

枝ものを長持ちさせるコツ 買ってきたらまずやるべきこととは?

枝ものも切り花と同じように直射日光を避けて飾る(写真はイメージ)【写真:写真AC】
枝ものも切り花と同じように直射日光を避けて飾る(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 枝ものを長持ちさせるコツは枝先の処理。枝先にハサミで切り込みをしっかりと入れて水の吸い口を確保するのがポイントです。購入後は枝先を十字に裂くようにして割り、やや深めの水に浸けて水揚げを行います。

 この際に湯揚げをすると、水の吸い上げがもっとスムーズになり長く楽しめるでしょう。湯揚げは枝先を熱湯に浸けて、すぐに水の中に入れるだけ。湯に浸けることで枝の導管内の空気が外に押し出されるので、枝が水を吸いやすくなります。

 またこれからの季節は気温が上がるため、水が濁りやすくなります。さらに、枝の先端がぬるぬるすることも。雑菌が繁殖しやすい状態になるので、水をこまめに取り換え、ぬるぬるしていたら水で洗うと良いでしょう。また枝を切り戻して新しい面を作ると、改めて水を吸うことができるので長持ちにつながります。

 枝ものといっても根を張っているわけではないので、直射日光が苦手です。またクーラーの風が直接当たる場所は、乾燥で弱る原因になるので避けましょう。

(Hint-Pot編集部)

のなか りえこ

フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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