どうぶつ
日本画からねこ? ふすまから飛び出したような一枚に27万人驚き「一休さん思い出した」
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茶色、黒、白のはっきりとした毛色の三毛ねこに比べると毛色が淡く、優しい色味が特徴的なパステル三毛ねこ。クリームがかった被毛は、神秘的な雰囲気を醸し出しています。そんなパステル三毛ねこが古民家の一室で佇む一枚が大きな話題になっています。その姿は「まるでふすま絵から出てきたよう」。飼い主さんに写真を撮影した時の様子を伺いました。
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新居は和室が7部屋! 入居初日から家になじんでいたねねちゃん
「ふすま絵から出てきたねこみたいになってる」
そんなメッセージが添えられてツイッターに投稿された写真には、ふすまの前をゆっくり横切る1匹のパステル三毛ねこの姿が。そこに写っているのは、スコティッシュフォールドの女の子「ねね」ちゃんです。クリームがかった淡い三毛の被毛がチャームポイントで、性格は人見知りで穏やかだそう。
飼い主さんとねねちゃんは最近、東京から富山県朝日町に引っ越したばかり。飼い主さんが「きれいな海と山があり、人が温かい素敵な町です。ぜひ一度遊びに来てほしいです」と語るほど魅力的な町のようです。そんな新たな場所で選んだ新居は和室が7部屋ある古民家。ねこは引っ越しが苦手だといわれていますが、ねねちゃんは引っ越し初日からお腹を見せて寝転ぶなど、とてもなじんでいるそうです。
話題になった一枚は、この新居で撮影されたもの。3本の滝が流れ落ちる渓谷が描かれた美しいふすま絵と、ねねちゃんの淡いパステルカラーの毛色がベストマッチ。すべてのバランスが完璧で、まるで物語のワンシーンにも見えます。この写真はツイッター上で何と27万件を超える“いいね”を集めました。
リプライ(返信)には「一休さんのとんちを思い出した」「一休さんに捕まえてもらいましょう」など、有名なとんち話「屏風の虎退治」を連想する人が続出。また、「美しい」「色といい柄といい、ポーズまで違和感を覚えさせない」「神秘的で素敵」「見事に溶け込んでる!」「ふすまからタイムスリップしたねこですね」などの声が上がり、多くの人が魅了されています。
どうやら飼い主さんも、ふすまの前をうろうろとするねねちゃんを見て心を動かされたため撮影したようです。「ねねの様子を眺めていたところ、『美しい』と感じて撮影しました」と語っています。
家にいる時は、ねねちゃんとふれあう時間をできるだけたくさん作る努力をしているという飼い主さん。これからも、思わずシャッターを切りたくなるような素敵な時間をねねちゃんと一緒に過ごしてほしいですね。
○取材協力:なつめ(@sauntm)さん
(Hint-Pot編集部)