穏やかな優しい性格で知られ、盲導犬としても活躍するラブラドールレトリーバー。そのある1匹は人間の“弟”に深い愛情を注いでいます。しかし、弟と一緒におやつタイムを楽しんでいたところ、雲行きがちょっと怪しく……。先におやつを食べ終え、弟にプレッシャーを与える姿がツイッター上で注目を集めています。何ともかわいらしいその場面の続きや“2人”の普段について、飼い主さんにお話を伺いました。

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まるで本当の兄弟のように仲良しの“2人”

　イエローの毛色と優しい瞳がとってもキュートなラブラドールの「たこ」ちゃん。好奇心旺盛で、遊ぶことと食べることが大好きな2歳の男の子です。チャーミングなお名前の由来は、飼い主さんの配偶者さんが大のたこ焼き好きだったことから。和風なお名前ですが、オーストラリアのメルボルン在住です。

　たこちゃんと出会う前までの飼い主さんは、同じラブラドールでも毛色がイエローの女の子を迎えたいと思っていたそう。しかし、ブリーダーさんに紹介された子いぬを見ていると、あまりのかわいさに「性別や毛色なんてどうでも良い！」と気持ちが変化しました。そして、最初に自分の元へ寄ってきてくれたたこちゃんをお迎えすることに。

　そんなたこちゃんには1歳になる人間の“弟”がいます。弟くんはまだ赤ちゃんですが、生まれた時からずっとたこちゃんと暮らしているため、自分よりも大きいたこちゃんを怖がることがないそう。“2人”は普段、とても仲良く過ごしています。

　たこちゃんは、弟くんが泣いているとそっと寄り添い、時にはおもちゃを譲ってあげるなど、とっても面倒見が良い“お兄ちゃん”です。弟くんも、そんなたこちゃんのことが大好き。実の兄のように慕い、いつもべったりくっついています。