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『シン・ウルトラマン』から大ブームの「メフィラス構文」 警察の交通情報板にまで登場

著者:Hint-Pot編集部

映画から飛び出した新たな流行語に“乗っかる”人が続出(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
映画から飛び出した新たな流行語に“乗っかる”人が続出(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

 現在大ヒット上映中の『シン・ウルトラマン』。新旧のファンを魅了するストーリーと数々の見どころは多くの話題を呼び、中でも山本耕史さん演じるメフィラスは“クセが強すぎるキャラクター”として大人気です。その個性を象徴するものの一つが「メフィラス構文」こと独特の言い回し。SNS上で真似をする人が続出する中、熊本県警の交通情報板にまで登場しました。日常生活でも使えそうな気がするこの言い回し、どこまでブームは続くのでしょうか?

 ◇ ◇ ◇

「私の苦手な言葉です」バージョンも存在

 5月13日に全国公開された『シン・ウルトラマン』。6月6日には観客動員数が200万人を、興行収入が30億円を突破したことが発表され、大きなニュースになりました。これを記念して10日から入場者プレゼントとして配布されているのが、「“あの名刺”が作れる! メフィラス構文ポストカード」です。

 この「メフィラス構文」とは、作中に登場するメフィラスが使う言い回しのこと。メフィラスはウルトラマンと同様に地球外から来た外星人ですが、多くのシーンでは人間の姿です。演じているのは黒いスーツに身を包んだ山本耕史さん。含みのある表情で「呉越同舟、私の好きな言葉です」などと口にするセリフが、公開直後からSNSを中心に話題を呼びました。

 そしていつしか、「○○、私の好きな言葉です」という言い回しがメフィラス構文と呼ばれるように。SNS上ではハッシュタグ「#メフィラス構文」も生まれ、流行語大賞入りも狙えるのではという声もあるようです。ちなみに「私の苦手な言葉です」バージョンも存在します。

 配布のポストカードは「特命全権大使 外星人第0号 メフィラス」の名刺が切り抜ける仕様。上には「千客万来。私の好きな言葉です」などのメフィラス構文が書かれ、3種類用意されているそうです。

 メフィラス構文がここまでのブームになった理由は、やはり“使い勝手の良さ”でしょう。メフィラスは敵役ですから、地球人に対して結構ひどいことを計画しています。しかし人間の姿ではあくまでもソフトな物腰で、初対面の相手に“あの名刺”を差し出すほど礼儀正しい“人物”。この構文はメフィラスが自分の気持ちを“ソフトにゴリ押し”するものでもあり、「波風は立てたくないが意向は主張したい」という場面が多い日本社会にぴったりといえます。

 そこでこの構文を“採用”したのが、熊本県警の交通情報板でした。実はこの交通情報板、かねてから流行語を巧みに使うことでも有名。それだけに「やっぱりか」と思った人は多かったようです。「安全運転、私の好きな行動です」「あおり運転、私の嫌いな行動です」の2フレーズが表示される様子は早速SNS上で写真が公開され、多くの“いいね”を集めました。

 また、13日には熊本県警察本部の公式ツイッター(@yuppi_KK)も写真を公開。1万件の“いいね”を集めています。リプライ(返信)には「そんなにウルトラマンが好きになったのか警察よ」と別の作中セリフをもじった発言が。また「譲り合い、私の好きな言葉です」「飲酒運転、私の嫌いな言葉です」などの新作もあり、やはり使い勝手の良さが光っています。

 興行新聞社の「週間映画ランキング」(4~10日)によると、公開5週目の『シン・ウルトラマン』が2位、3週目の『トップガン マーヴェリック』が1位。11日からは人気アニメ『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』も公開されており、映画館はこれからも大盛況が続くでしょう。エンターテインメント業界の盛り上がりと流行語の発生は、コロナ禍の暗いムードを払拭する役割を果たしてくれそうですね。

(Hint-Pot編集部)

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