漫画
3人で歩くとポジションは後ろ…口数減少の“あるある”描く漫画に共感 「ほんとこれ」
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積極的に話をリードしたい、または聞き役に徹したいなど、大勢での会話はその人の性格がよく表れるシチュエーションでしょう。3人という場面では「2対1」のシーンが生まれてしまうため、余った人の口数が極端に少なくなってしまうことも。そうした状況における思いを綴った漫画が、5.9万件もの“いいね”を集める大反響を呼んでいます。作者のまるいがんも(@kenihare)さんにお話を伺いました。
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機嫌が悪いからではない 3人以上でいる時の“あるある”
コミックエッセイや創作漫画をツイッターとnoteで発表しているまるいさん。人気を博した作品の数々は、電子書籍「今日は歩いて帰りたい ~まるいがんも短編集~」(コルク刊)としても出版されています。
そんなまるいさんの作品で最近大きな注目を集めたのは、「3人いると話さなくていいかな、って思っちゃう」と題したエピソード。3人で会話する時の自身を描いた作品です。
まるいさんは3人組で歩いている時、だいたい一歩引いて前の2人の背中を見るポジションにいるのだとか。また3人以上でなら「しゃべらなくていいや」と思い、口数は極端に少なくなってしまいます。
しかし、これは機嫌が悪いからではありません。会話を聞いているだけで楽しいまるいさんにとっては、「ただ任せちゃうだけ」の状態なのです。
まるいさんは自分がそうなってしまう理由を「3兄弟の末っ子だからかな?」と想像しますが、「ただの性格かも」と考え直すのでした。
この漫画がツイッター上で公開されると、5.9万件もの“いいね”を集める大きな反響を呼びました。さらに、リプライ(返信)には「分かりすぎる」「ほんとこれ。まったり会話聞いてる派」「3人いると自分以外の2人が話してるの雰囲気が好きで、自分は一歩引いてしまうことが多い」といった共感の反応が殺到しています。
さらに「3人以上で話してると全然話さない奴が出てくるの何でだろう? と思ってたけど、こういうことだったのね」と、納得の声も寄せられていました。