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米セレブによる歴史的ドレス破損疑惑 所蔵元が声明で一切のトラブルを否定

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「メットガラ」でマリリン・モンローのカクテルドレス姿を披露したキム・カーダシアン【写真:Getty Images】
「メットガラ」でマリリン・モンローのカクテルドレス姿を披露したキム・カーダシアン【写真:Getty Images】

 米現地時間5月2日に開催されたファッションの祭典「メットガラ」で、世界的大女優マリリン・モンローのカクテルドレス姿を披露したキム・カーダシアン。イベント直後には、歴史的価値の高いドレスを着用したことやそのために急激な減量を行ったことが物議を醸した。さらにその後、ドレスの破損疑惑も浮上し、波紋が広がっている。ところが、ドレスの所蔵元である博物館はこの疑惑を否定する声明を発表。米メディアがその内容を報じている。

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博物館が声明でドレスの破損を否定 輸送にあたった担当者の証言も

 ドレス着用騒動が再燃した発端は、マリリンのコレクターで歴史研究家のスコット・フォートナー氏による、自身が運営するインスタグラムアカウント「ザ・マリリン・モンロー・コレクション」(marilynmonroecol)での投稿だった。

 フォートナー氏は、「メットガラ」でキムがマリリンの象徴的なドレスを着用した後、明らかに破損したとして、イベント前後の写真を投稿。ドレスの生地が伸びたことや縫製のほつれ、クリスタル紛失などを指摘した。

 しかし一部からは、このドレスを所蔵している「Ripley’s Believe It or Not!」博物館が落札した時点ですでに破損があったのではないかと疑問の声が。これに対しフォートナー氏は、ドレスが2016年に競売へかけられた際に展示されていた時の映像を同アカウントで公開。同氏が自身で撮影したという4K映像には、クリスタルがすべて付いている様子やホックがしっかり閉じられている状態が映っていた。

 破損疑惑が解消されない中、博物館は16日、「キムの着用による破損は一切なかった」との声明を発表。米紙「ニューヨーク・ポスト」のエンタメ&セレブニュースサイト「ページ・シックス」が、現地時間の同日に掲載した記事でその内容を報じている。

 記事によると、この声明でドレスの輸送を担当した博物館の副館長アマンダ・ジョイナー氏は「キムが『メットガラ』会場の階段を登り始めて終えるまで、ドレスは元の状態のままでした」と主張。イベントでの着用中に何らトラブルはなかったとしている。

 さらに、声明は最後に「『Ripley’s Believe It or Not!』は現在の状態のドレスをハリウッドで今秋まで展示し続ける」と結んでおり、ここでも破損の疑惑が否定されている。

(Hint-Pot編集部)