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機内食を家で食べられる自動販売機が誕生! 「近所に欲しい」と話題に

著者:Hint-Pot編集部

羽田空港に設置された「世界の機内食」自動販売機【写真提供:日本空港ビルデング株式会社】
羽田空港に設置された「世界の機内食」自動販売機【写真提供:日本空港ビルデング株式会社】

日本を含む各国が渡航制限の緩和を始めたことで、日本からの海外旅行者も増加が予測されています。「ああ、やっと……」と感慨深くもありますが、100%自由な海外渡航はまだ少し先。そうした微妙な時期に話題を呼んでいるのが、機内食の自動販売機です。先の外食自粛期間によりテイクアウトや食品自動販売機が本格普及したとはいえ、まさか機内食まで登場するとは。飛行機ファン&旅好きなら見逃せないこの自動販売機について、運営企業の日本空港ビルデング株式会社にお話を伺いました。

◇ ◇ ◇

機内食の販売自体は以前から実施

東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)、その第2ターミナルに今月から登場したのは、何と「世界の機内食」自動販売機。1階の「出会いのひろば1」にさりげなく設置されていますが、その存在感は絶大です。見本として掲載された写真はどれも、すぐにボタンを押してしまいたくなるほどおいしそう。

設置した企業は、同空港の第1・第2旅客ターミナルを建設、管理・運営する日本空港ビルデング株式会社。同社の広報・ブランド戦略室の清水美花さんによると、機内食の販売自体は以前から実施していたそうです。

「コロナ禍により海外旅行に行けない方に気分だけでも味わっていただきたい、またコスモ企業株式会社が海外有名航空会社に提供し、高評価をいただいている高品質な機内食を味わっていただきたいとの思いから販売を始めました。2021年3月から羽田空港公式オンラインショップ『HANEDA Shopping』で、今年3月からは『羽田空港空弁工房』や百貨店の催事にて販売させていただいております」

機内食の製造は、海外の有名航空会社に実際の機内食を提供している同社のグループ企業、コスモ企業株式会社が担当。それが今回自動販売機になった理由は、「お手軽にお時間を気にせずお買い求めいただきたいとの思い」からでした。

「コスモ企業株式会社と同じく弊社のグループ会社である株式会社ビッグウイングからの提案により、2022年2月から自動販売機の企画がスタート。同社からの指導と支援により、6月3日に設置しました。販売している5種類は、先に販売していた店舗や百貨店の催事などでお客様からご好評いただいている商品です。

コスモ企業が所有している世界各国の機内食レシピを活用しつつ、ファミリーで楽しんでいただける味付けに調整しております。また包装も空港という立地を考慮し、お持ち帰り時間を想定してご用意いたしました」

二十数種類あったという候補から選ばれたのは、下記の5種類。すべて冷凍食品で価格は980円(税込)、保冷剤と保冷バッグ付きで販売されています。ただし機内に持ち込んで食べることはできず、お持ち帰りのみです。

○フランス「コック・オー・ヴァン」:鶏肉と赤ワインを使用した煮込み料理。家庭料理の代表格で、フィットチーネパスタと好相性。
○スペイン「パエリア」:専用鍋でダイナミックに調理する同国の代表的な料理を、機内食風にアレンジ。
○日本と米国「エビの柚子胡椒クリームソース」:柚子胡椒のクリームソースとエビをサフランライスと合わせ、ドリア風に調理。
○タイ「マッサマンカレー」:鶏肉とジャガイモを使ったタイ南部の有名カレー。もちろん添えられているのはジャスミンライス。
○タイ「ガパオライス」:こちらも代表的なタイ料理で、ジャスミンライスとセット。ホーリーバジルやナンプラーなど本場の調味料を使用。

もちろん、目敏い旅行者たちはこの自動販売機に大注目。ツイッターなどのSNSでは早くも話題を呼んでおり、「街中にあったら即売り切れそう」「めっちゃ食べたい」「家の近所に欲しい」などの声や、実際に購入した人の感想などたくさんの投稿が確認できます。

「大変ありがたいことに、本格的な機内食のお味を楽しまれているご様子のコメントをいただいております。今後も定期的に商品の見直しや季節感を出したメニューも考えていきたいと思います」

ということは、好評なら新作が登場する可能性も十分。いっそのこと、機内食っぽいパンとバターのセットも販売していただきたいところですね。「普通の冷凍食品にはもう飽きた!」という人も、旅気分という斬新なスパイスを追加すれば大満足できるかもしれません。

(Hint-Pot編集部)

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