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空港のど真ん中に現れた子ねこが話題に 「ボーイング」くんと命名

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

空港で見つかった小さな“お客様”が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
空港で見つかった小さな“お客様”が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

安全主任担当官がパパに立候補 無事“着陸先”を発見

 さまざまな人やものが常に行き交い、多数のドラマが生まれる空港。コロナ禍で世界的に足が遠のいている場所ではあるが、このほど米の国際空港でニャンともかわいい子ねこの“お客様”が見つかった。業績低迷など暗いニュースが多い航空業界だが、空港から届いたこのホットなニュースに「かわいい!」の声が殺到している。

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 米ケンタッキー州のルイビル・モハメド・アリ空港は、国際貨物航空会社「ユナイテッド・パーセル・サービス」(UPS)のハブ空港。このため常に多数の貨物便が離発着しており、空港管理者団体の「国際航空評議会」が2020年3月に発表した「貨物輸送で最も忙しい世界の空港」では第7位にランクインしている。

 しかしある日曜、そんな空港のど真ん中に、何と手のひらに乗るほど小さいオスの子ねこくんが出現。FOX系列の地元テレビ局「WDRB」によると、子ねこくんは駐機地域をさまよっていたそう。そこで空港職員がすかさず“救助”に乗り出し、その後は一晩面倒を見たという。大きな飛行機の間に超ミニサイズの子ねこ。見つけた職員はさぞ慌てたことだろう。

 子ねこくんは一体どこへ向かおうとしていたのか? もしかすると飛行機に乗って遠い場所へ行きたかったのかもしれないが、翌日には空港の安全主任担当官を務めるウェス・イングランドさんが“お父さん”として名乗りを上げた。イングランドさんの妻と子ども2人にも大歓迎を受け、発見場所にちなんで「ボーイング」くんと命名されたという。

 ボーイングといえば、米国の世界最大の航空宇宙機器開発製造会社であり、巨大旅客機の製造社としても有名。名前の通り、大きく育ってくれることを祈りたいものだ。

 また、米紙「ピープル」によると、ボーイングくんがどうやって空港に入り込んだのかは不明だが、空港で動物が見つかるケースはこれが初ではないという。2017年には米ネバダ州ラスベガスのマッカラン国際空港のトイレで捨てられた子犬が見つかり、新しい飼い主にもらわれたそうだ。

(Hint-Pot編集部)