どうぶつ
車の中で発見された元保護ねこ 美しすぎる筋トレ姿に5万人感心 「腕立てにゃんこ」
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SNSでは、飼い主さんの腕立て伏せを邪魔するねこちゃんたちの姿が度々話題になります。でも、こちらのねこちゃんは自分が筋トレ中? ソファのヘッドレスト上で、まるで腕立て伏せのようなポーズを取る元保護ねこが話題です。保護の経緯から撮影の裏側まで、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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仕事中に助手席から子ねこの声が! ドアと車体の隙間から救出
話題のねこちゃんの名前は「桜子」ちゃん。昨年6月に保護された女の子です。性格は甘えん坊で寂しがり屋さん。何かと鳴いて訴えるアピール上手でもあり、実はその鳴き声が桜子ちゃんの保護につながったと飼い主さんは語ります。
「桜子を保護したのは夕方4時過ぎ。社用車で事務所から現場に向かう際、駐車場を出てすぐに信号待ちをしていると、助手席の方から子ねこの鳴き声が聞こえてきたんです。その時は窓を開けていたため、まさか車の中にねこがいるとは思いもしませんでした」
しかしその後も、走行中に鳴き声が。飼い主さんは一度停車し、ボンネットを開けて確認しましたが見つかりません。
「最初の現場で用事を終え、次の現場に向かおうとしたところ、再度鳴き声が聞こえました。そこでもう一度ボンネットを開けて確認したところ、助手席側のドアと車体の隙間からシッポが見えたことでようやく発見。何とか自力で救出し、そのまま動物病院へ連れて行ってから自宅に連れて帰りました」
飼い主さんは桜子ちゃんを保護後、迷子ねこの情報はないかと念のためにツイッターを調べ、さらには近くの警察署や保健所、動物病院に問い合わせました。しかし、それらしい情報はなく、そのままお迎えすることを決意します。
「社用車が“サク”シードだったことや、動物病院で4月生まれと推定されたことから、名前には『桜』という漢字を使うことにしました。漢字2文字の名前にしたかったので、そこに『子』を付けて、桜子と名付けたんです」
飼い主さんがねこと暮らすのは初めてのこと。手探り状態ではありましたが、愛情たっぷりの飼い主さんに対し、桜子ちゃんはすぐに心を開いてくれました。