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トム・ハンクスが妻を突き飛ばしたファンに激怒 “伝説級”の愛妻家ぶりとは
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数々の名作映画で主演を務めてきた米俳優のトム・ハンクス。フレンドリーな人柄で知られるが、先日はディナーに訪れた米ニューヨークのレストラン近くで“事件”に見舞われてしまった。取り囲んだファンに妻のリタ・ウィルソンが突き飛ばされそうになったのを見て、思わず怒りを爆発させたのだ。米情報サイト「TMZ」がこの様子を報じたところ、大きな話題に。ただ感情的になった裏には、“伝説的”ともいえる愛妻家としての姿があったようだ。
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ファンの行動から妻を守ったトム 過去にも“伝説的”な愛妻家ぶりを発揮
トム夫妻がファンとのトラブルに見舞われたのは、米現地時間15日の夜だった。ニューヨークのマンハッタンで、人気和食店「Nobu」のディナーを楽しんだ夫妻。その後、ファンやパパラッチに囲まれながら車に向かっていたところ、サインをもらおうとするファンによってリタが背中から押される格好になったのだ。
体勢を崩しながら思わず悲鳴を上げたリタを見て、トムは集団に向かって両手を広げながら「下がってくれ!」と一喝。「妻を突き飛ばしているぞ」とファンだけでなく、フラッシュを焚き続けるパパラッチにも自制を呼びかけた。
今回の様子を収めた動画が16日に「TMZ」のツイッターアカウントで公開されると、複数メディアもこの件を報じるなど大きな話題に。特に妻を守ったトムの対応には称賛の声が寄せられているようで、米テレビ局「FOXニュース」の電子版は「完全なる正義」というコメントがツイッター上にあったと紹介している。
怒りをあらわにするトムに驚きを隠せなかったファンは少なくないはず。ただ、今回の行動は妻リタへの愛ゆえと納得する向きもある。トムといえば、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)でアカデミー主演男優賞を受賞した際にリタへの感謝を語ったスピーチが今でも語り草になるなど、その愛妻家ぶりは“伝説級”だ。
また、2人は映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002)も共同で制作。2018年4月には盛大な結婚記念パーティーを開き、腕を組んで満面の笑みを浮かべる夫妻の姿が大きな話題にもなった。またインタビューでもリタへの愛情を度々語るなどしており、トムがハリウッドで華やかなキャリアを築いていく上でなくてはならない存在だったことはもはや誰もが知る事実だ。
そんな2人に起きた今回のトラブル。トムのリタへの愛を思えば、決して些細なことではなかったのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)