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メーガン妃 今度は南仏旅行へ アーチーくんを抱っこする姿も

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】

ヘンリー王子とホリデー 環境保全を訴える夫妻に英国メディアが批判的に報じる

 イビサ島のホリデーから帰って来たばかりのメーガン妃とヘンリー王子夫妻。今度は南フランスへプライベートジェットを利用して小旅行へ出かけていた姿がキャッチされた。英大衆紙「ザ・サン」が、アーチーくんを抱っこしてプライベートジェットから降りるメーガン妃の実際の写真などを使って報じたのをはじめ、「デイリー・ミラー」や「デイリー・メール」も夫妻の南仏旅行について掲載した。常日頃「環境保全」を訴えている夫妻に対して、各紙、批判した内容になっている。

 ◇ ◇ ◇

 先日、アーチーくんを連れてイビサ島でホリデーを楽しんだと報じられたばかりのメーガン妃とヘンリー王子だが、すぐに次の旅行先へ出発していたことが明らかに。今度は、南フランスへ小旅行へ出かけていたことが明らかになった。空港でプライベートジェットからアーチーくんを抱っこしたメーガン妃やヘンリー王子の姿がキャッチされた。

 この模様を、写真を掲載して報じた「ザ・サン」紙の見出しは「環境破壊を恐れるメーガン妃とヘンリー王子がまたもプライベートジェットでフランスへ」。「ミラー」紙も「イビサへ炭素ガスをまき散らした直後にまたもプライベートジェット」と手厳しい。「メール」紙も「環境保全を訴えながら、わずか48時間の間で2回のプライベートジェット」と見出しを打って、論調をそろえた。

 英大衆紙が足並みを揃えてヘンリー王子・メーガン妃夫妻をやり玉にした形だが、記事内容もほぼ同様で、地球の温暖化に反対する夫妻が頻繁にプライベートジェットを利用し「二酸化炭素を大量にふりまいているのはいかがなものか」というものだ。

 特にヘンリー王子は、メーガン妃がゲスト編集者として参加したヴォーグ誌の英国版でインタビューに応じ、人口増加に起因する環境破壊を考慮して「子供はふたりまでしか作らない」と発言。また自身のインスタグラムで、「現在この地球上では約77億人の人間が生息している。この全員の全ての選択、フットプリント(炭素の足跡)、全ての行動が違いを生む」とメッセージを発して、環境保全を呼びかけている。

 そんなふたりが、わずか10日間のうちに1500万ポンド(約19億8000万円)のプライベートジェットを使って2回もホリデーに出発。1回の利用で2万ポンド(約264万円)もの運賃を使い、一般のフライトの7倍もの二酸化炭素をふりまいたと報じられた。

 「ザ・サン」の記事によると「南フランスのニースなら、ロンドンから1日20本も通常のフライトがあり、イージージェット社を利用すれば、メーガン妃とヘンリー王子がニースに飛び立った8月14日の水曜日の運賃は一人わずか232ポンド(約3万624円)だ」と皮肉混じりの記事を掲載。

 まさか王族が一般に混ざって格安フライトを利用するのも警備が困難だろうが、地球温暖化を本気で心配するというなら”プライベートジェットの利用はやめるべき”というのが、今回の足並みを揃えた英各紙の主張だ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)