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身近な人が乳がんに…どう声をかける? 38歳女性が実際にうれしかった言葉とは

著者:島田 みゆ

身近な人が罹患した時にかける言葉は難しい(写真はイメージ)【写真:写真AC】
身近な人が罹患した時にかける言葉は難しい(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 今年2月に乳がんが突然判明し、3月末に右胸の全摘手術を受けた38歳の島田みゆさん。ライターやヨガ講師、海外ツアーコンダクターとして日々忙しく過ごしていましたが、現在は薬物療法中です。そんな島田さんが、実体験を通して同世代女性に乳がんのことを知ってほしいという思いで綴るこの連載。第8回は乳がんの受け止め方についてです。身近な人が罹患する可能性も少なくはなく、そんな時にどう声をかければ良いのか……? 島田さんが身をもって感じたことは、それを考える一助になるでしょう。

 ◇ ◇ ◇

病気の受け止め方は、人それぞれ

 ひと昔前は、本人へのがん告知はタブーとされていました。それが今では、医療の進歩や情報社会の進化、価値観の変化によって、当然のように本人に伝えられる風潮になっています。

 ですが、受け止め方、気持ちを立て直すまでの時間は本当に人それぞれです。医師の言葉がまったく耳に入ってこない、人に話したり会ったりすることもできないほど落ち込む人。パッと切り替えてすぐに前向きに動いている人……。

 とはいえ、表面的な見え方が違っているだけで、誰もが心の中で見えないショックを受けていることは間違いありません。

 私は普段から、あまり取り乱すこともなく冷静なタイプです。何事も楽観的に考えるので、あまり落ち込まない性格でもあります。それでも、乳がんだと告知された時は、やはり何とも言いがたいショックと不安、恐怖を感じました。

当事者も周りも感じる、かける言葉の難しさ

 乳がんが分かってから、いろいろな人に病気のことを話しました。人によって反応やかけてくれる言葉はさまざまで、どれもその人なりに感じたことを噛み締めながら、心配して励ましてくれようとするものばかり。とてもうれしく、ありがたいものでした。

 ただ、中にはまだ余裕がなく受け止めきれなかった言葉や、後々になって気になってしまった言葉があります。

 一方、「どんな言葉をかけていいのか分からない」とかえって気を使わせてしまい、申し訳ない気持ちになることもありました。「私、がんなんだよね」と言われた側もまた、どう接していいのか、どう声をかけたらいいのかとても迷うと思うのです。

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