暑い日が続く今日この頃、キンと冷えたアイスコーヒーがおいしいですね。近年は自宅でも手軽に作れる水出しコーヒーが人気を集めており、夏になると冷蔵庫に常備するというご家庭も多いようです。そこで今年は、少し違ったテイストを楽しんでみてはいかがでしょう。JA全農（全国農業協同組合連合会）広報部（@zennoh_food）の公式ツイッターは、業界で密かな話題になっているというアイスコーヒーを紹介。“カフェオレとは違う”テイストが大きな反響を呼んでいます。

　◇　◇　◇

作り方は実にシンプル　専用ポットも販売されるなど話題に

「確かに牛乳なんだけども中でコーヒーがめちゃ主張している！　って味です。カフェオレとは違う。そしておいしい」

　興奮が伝わるコメントとともに全農広報部の公式ツイッターが紹介したのは、水出しならぬ“牛乳出しコーヒー”。コーヒー粉を牛乳に溶け込ませながら、時間をかけて抽出するアイスコーヒーのことです。「大人のミルクコーヒー」と呼ばれるなど、業界では密かな話題になっているのだとか。

　作り方は至って簡単。投稿によると、コーヒー粉（30～40グラム）をコーヒーパックやお茶パックに入れて容器の牛乳（500ミリリットル）に浸すだけ。冷蔵庫で一晩置いた後、パックを取り出したら完成です。

　牛乳出しコーヒーを作る際の容器は、専用ポットが販売されています。また、牛乳を豆乳やオーツミルクなどにしてアレンジするのもいいでしょう。

　今回の投稿は、3万件もの“いいね”を集める大反響を呼びました。リプライ（返信）には、「なるほど！　それは考えたことがなかった」「目からウロコでした……」「なぜ今までこれをやらなかったのか……」といった驚きの反応が。また、「やらなきゃ！」「これはやってみたい!!」と早速実行に移そうとしている人からの声も多数集まりました。

　コーヒーに含まれているカフェインには利尿効果があるため、熱中症が心配なこの時期の飲みすぎは控えた方が良いとの見方もあります。一方で、糖質とタンパク質を豊富に含む牛乳には血液量を増加させる効果が。“やや強めの運動”と組み合わせることで体の放熱作用などが活発になり、効果的な熱中症予防になるという研究結果も報告されています。

　この夏の新たな楽しみとして、牛乳出しコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。

（Hint-Pot編集部）