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河川で子どもの事故が増える時期 保護者の注意すべきポイントは 消費者庁が注意喚起
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7月中下旬から学校が夏休みに入り、8月には保護者もお盆休みを取ることが多いでしょう。いよいよ迎えた本格的な夏の行楽シーズンは、さまざまな場所に出かけてレジャーを楽しみたいところです。しかし一方で、水がある場所には危険がつきもの。消費者庁は子どもの事故防止週間(2022年は7月25日から31日)に合わせて、公式ツイッターを通じて河川での水難事故防止を呼びかけました。せっかくの楽しい時期に子どもを水の事故から守るには、何を覚えておく必要があるのでしょうか。
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消費者庁が河川の事故に注意喚起
警察庁生活安全局生活安全企画課が発表した「2021年夏期における水難の概況」によると、昨年全国で発生した水難事故は451件(前年対比-53件)、水難者は565人(前年対比-51人)。どちらも前年と比べて減少しましたが、中学生以下の子どもに限定すると事故は67件(前年対比+7件)、水難者は110人(前年対比+9人)と増加しています。
また、場所別の死者・行方不明者数を多い順で見ると、全体では「海94人(43.3%)」「河川87人(41.0%)」である一方、子どもの場合は「海4人(25.0%)」「河川9人(56.3%)」です。海の場合はライフセイバーなど周囲の目が多いと想像できますが、河川だとそうした状況にはないでしょう。そのため、子どもが河川に行く場合は保護者が考えている以上に注意が必要のようです。
消費者庁は今年の「子どもの事故防止週間」に、ツイッター上で「子どもの死者・行方不明者は海よりも河川で多く発生しています」と警鐘を鳴らしました。この投稿では以下の注意事項を挙げています。
○穏やかそうに見えても、深みや急な流れがあることを認識
○帽子やサンダルなどが流されても決して拾いに行かない
○溺れている人を発見したらまずは119番に通報、無理に水に入らないで
同庁は昨年も、河川の水難事故についてツイッター上で注意喚起を実施。河川で遊ぶ際には「滑りにくく脱げにくいかかとのある履き物」と「ライフジャケット」を着用することに加え、増水する恐れが高い時は川に近づかないよう呼びかけました。
子どもたちの夏休みはこれからが本番。河川での注意事項をしっかりと心に留め、水遊びを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)