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「バナナのカロリーが高い」は誤解 猛暑の今こそ食べるべき理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

幅広い年代に人気のバナナ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
幅広い年代に人気のバナナ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 8月7日は「バナナの日」。手で皮をむけばすぐに食べられる手軽さと、甘くやわらかい食感が人気の果物です。また、スポーツ時は栄養補給の食べ物としても定番の存在。通年出回りますが、夏場に食べるべき栄養メリットはあるのでしょうか? 記念日にちなみ、バナナについて栄養士の和漢歩実さんにお話を伺いました。

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トロピカルフルーツだけど、保存は暑さを避けて

 暑い地域で育つバナナ。温度が低い場所に置くと、低温障害を起こしてしまいます。トロピカルフルーツとして暑さに強い印象はありますが、直射日光が当たらず風通しの良い、14~20度くらいの涼しい場所が理想です。

 購入したバナナが袋に入っている時は、すぐに出しましょう。バナナが放つエチレンガスで追熟が進んでしまうからです。房を仰向けに置くと重みで下の部分がつぶれてしまうため、スタンドなどで吊り下げて保存すると傷みにくくなります。

 暑い夏はあっという間に追熟が進むので、長持ちさせるには冷蔵庫の野菜室を上手に活用すると良いでしょう。1本ずつ分けてキッチンペーパーなどに包んでから、ビニール袋に入れて野菜室で保存してください。乾燥を防ぎ、冷気がバナナに直接当たるのを防げます。