今ではお互いがかけがえのない存在に

　飼い主さんは何年もの間、ねことの生活を望みながらも、なかなか踏み切ることができませんでした。ところが、スピカくんに出会った瞬間に一目惚れ。目が星のようにきれいなことから、青白く輝く恒星「スピカ」が名前の由来になっています。

　甘えん坊に成長したスピカくん。飼い主さんが帰宅すると「おかえり」と駆け寄り、同じ布団で眠りにつくのが日課です。今では飼い主さんの気を引く術も習得しています。

「物を落とすと私が慌てることに気づいてから、面白がって眼鏡などを机から“ちょいちょい”と手で落とすいたずらをします」

　普段はお仕事で忙しい飼い主さんに代わり、ご家族がスピカくんと過ごす時間も多いそうです。しかし、飼い主さんも一途にスピカくんへ愛情を注いでいます。忙しい時間の合間を縫ってスピカくんとの時間を大切にしているようです。

「私がいない日だけ夜鳴きしたり、玄関ドアを何とかして開けてついてこようとドアノブに頑張って手をかけたり、玄関から動かず私を待っていたり……。とても寂しがり屋なので、せめて家にいる時は遊んだりお昼寝したりと、一緒にいられる時間を長く取るようにしています」

　お互いにかけがえのない存在になった飼い主さんとスピカくん。これからも相思相愛の関係を築いてくださいね。

（Hint-Pot編集部）