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夏の車内温度を下げる方法 “ドアバンバン”とハンドルにバスタオル 効果を検証してみた
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ハンドルの高熱対策にタオルは効果あり!
まず、検証前に日陰に止めていた車のハンドルの温度を測定したところ「41度」でした。ハンドルの高温対策もとても簡単です。
【ハンドルの高温対策】
1. バスタオルなどの大きめのタオルを準備する
2. バスタオルをハンドルにかける
今回は、タオルの効果を検証するために、ハンドルの右半分だけにタオルをかけました。気温34度の炎天下で、直射日光が当たる場所に1時間車を駐車しておきます。
1時間後、対策をしていないハンドルの左側と、バスタオルをかけていた右側の温度を測定しました。
結果は、対策なしのハンドルの温度は「48.3度」でした。一方、バスタオルをかけていたハンドルの温度は「43.1度」。バスタオルをかけることでハンドルの温度の上昇を約5度抑えることができました。
ハンドルにバスタオルをかけておくことで、ハンドルの高温対策になることが分かりました! 黒いハンドルだとさらに高温になりやすいので、より効果があると思われます。
“ドアバンバン”とバスタオルは効果あり!
今回は34度の炎天下で1時間ほど車を放置して検証しました。車内温度が1時間で50度近くになってしまうことは驚きでした。この温度の中では数分も耐えられません。
実は、一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)が高温になった車内温度を早く下げる方法を検証したところ、車内温度を早く下げるには、エアコンをつけて走行するのが一番効果的だという結果が出ています。
それと同時に、運転席のドアを5回開閉して車内の熱気を逃す方法も、瞬間的ではありますがエアコン+走行と同程度の温度低下がみられました。そのため、併用するのが最も効果的といえるかもしれません。走行前に車内温度を少しでも下げることで、燃料費にも違いが出るでしょう。
また、バスタオルをかける方法も、サンシェードがない場合でも手軽にできますし、併用すればより効果が期待できるでしょう。
すぐにできてとても簡単だったので、今後も暑さに困ったらやっていきたいと思います! 今回紹介したライフハックとともに、暑さ対策をしっかりしてこの夏を乗り切りましょう。
(Hint-Pot編集部)