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就寝中に心臓発作 “普段は寝てばかり”の飼い猫が窮地救う 「猫を甘く見てはいけない」
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心臓に関する病気にはいつ起こるか分からないものが多数あります。東京都観察医務院の公式ウェブサイトによると、突然死の中で最も多いのは急性心臓死。また、急性心臓死と心臓発作の大半は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患だそうです。英国ではある女性が就寝中に心臓発作を発症。動けずにいたところを愛猫に助けられたという奇跡の物語が話題になっています。
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普段は寝てばかりいるビリー 異変を察知して胸に飛び乗り間一髪
就寝中に襲われた心臓発作、その窮地から救ったという奇跡の猫が称賛を集めています。英大衆紙「デイリー・メール」の電子版「メール・オンライン」など複数メディアが報じた記事によると、英雄的な活躍を見せた猫は7歳の男の子「ビリー」くん。飼い主で英ノッティンガムのステイプルフォードに暮らすサム・フェルステッドさんは、ある日の朝4時30分頃、ビリーくんに起こされました。
「ベッドに入った時は元気だったのです。犬の散歩もしていましたし、病気や痛みのようなものはそれまでありませんでした。深夜に突如汗びっしょりで目覚めて、動けない。そんな時に、ビリーは私の胸の上に乗って、耳元で大きな声で鳴いてくれました」
42歳のフェルステッドさんは胸の激痛で動けない状態でしたが、ビリーくんのおかげで母親のカレンさんに異変を伝えることができました。
そして、救急車の出動を要請したところ2時間かかると伝えられ、フェルステッドさん親子は車でノッティンガムシティ病院に駆け込みました。そこで、医師からは「睡眠中に心臓発作が起きていた」と衝撃の事実が伝えられたそう。原因は動脈の1本が塞がっていたことでした。
胸の上に乗るという行動で飼い主の生命の危機を救ったビリーくんですが、フェルステッドさんによると普段はそんなことをしないそう。「昼も夜もずっと寝ています。それが彼の人生です」と話しています。
そして3日間の入院後にビリーくんと再会。しかし、ビリーくんはいつも通りの様子だったとか。
「私が帰宅した時も、あまり気にしてない様子でした。完全に無視です。いつも通りですね。私はもっと愛を注ぎます。もしも目覚めなければどうなっていたのか分からないので、彼に感謝しています」
この記事を伝えた「メール」紙のコメント欄には「猫は偉大だ」「動物は素晴らしいです。私が発作を起こした時も、私の猫は回復するまでそばにいました」「猫を甘く見てはいけません」といった賛辞が集まっています。
(Hint-Pot編集部)