「シャネル」や「フェンディ」、自身の名を冠した「カール・ラガーフェルド」など、有名ブランドのデザインを長きにわたって手がけたカール・ラガーフェルド氏。大の愛猫家としても知られ、バーマンの「シュペット」ちゃんを溺愛していました。ラガーフェルド氏が2019年2月に死去した際は、この“世界で最も有名な猫”が遺産の一部を相続するかもしれないという報道が相次ぎました。そんなシュペットちゃんは先日、11歳の誕生日を迎え、そのゴージャスなパーティー風景が多くの人の度肝を抜いています。

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誕生日ケーキやシャンパンなど豪華な機内をインスタグラムで公開

「世界で最も有名」とされるセレブ猫のゴージャスすぎる誕生日パーティーが世界で話題を呼んでいます。米誌「ピープル」も「カール・ラガーフェルドの愛猫、シュペットがプライベートジェットで誕生日を祝う」と報じました。

　シュペットちゃんとラガーフェルド氏の出会いは2011年末。友人モデルから預かったことをきっかけに、そのままともに暮らすことになりました。そのため現在もシュペットちゃんは、フォロワー12.1万人を誇るインスタグラムの公式アカウントでシュペット・ラガーフェルドと名乗っています。

　日本ではコスメブランド「シュウ ウエムラ」が2014年にコラボ商品を発表。ドイツでは自動車メーカー「オペル」のカレンダーに起用され、シュペットちゃんが稼いだ総額は数億円ともいわれています。また2019年2月にラガーフェルド氏が死去した際は、遺産の一部を相続するのではないかという報道も。生前のラガーフェルド氏はその憶測を明確に否定せず、さらにシュペットちゃん自身に「財産がある」とも発言していました。

　そんなシュペットちゃんは8月15日、11歳の誕生日を迎えました。これを祝して、公式インスタグラムアカウントは、11歳を迎えたシュペットちゃんのセレブすぎる誕生日風景の写真を公開しています。

　写真でのシュペットちゃんは、プライベートジェット機のテーブルに高貴な様子でお座りをしています。その隣には、誕生日ケーキ、シャンパン、コチョウラン、そして、ラガーフェルド・ブランドの香水などプレゼントもたっぷり。座席には「Happy Birthday」の風船も輝き、お祝いムードを盛り上げています。

　投稿のキャプションには「誕生日おめでとう、私」と添えられています。撮影場所はフランス北部のル・ブルジェ空港に停機中のプライベートジェット機内ですが、もちろんシュペットちゃんの所有ではありません。しかし「我がダディと数多くの旅に出た思い出」があると、撮影のために提供した企業に対して感謝を捧げていました。

　さらに米誌「ピープル」の記事では「彼らの過ごす間、ラガーフェルド氏はモフモフの猫について愛情を込めて話し、最初の誕生日にはシュリンプ・ケーキをプレゼントし、メイド2人と専属ドライバーをつけたりするなど、しばしばペットを甘やかしていました」とファッション界の巨匠の溺愛ぶりを紹介しています。

（Hint-Pot編集部）