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から揚げにだしパック 塩分控えめで冷めてもおいしく はんにゃ川島の絶品レシピ

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

こんがりと二度揚げしたジューシーなだしから揚げ(画像はスクリーンショット)
こんがりと二度揚げしたジューシーなだしから揚げ(画像はスクリーンショット)

 季節を問わず人気のメニューといえばから揚げ。冷凍食品や専門店の数も豊富ですが、大量に調理して夏のから揚げパーティーはいかがでしょうか。そこで参考にしたいのが、お笑いコンビ「はんにゃ」の川島ofレジェンドこと川島章良さんがYouTubeで配信しているレシピ。実は川島さん、だしパックを使ったレシピ動画で人気のユーチューバーでもあります。今回は紹介された料理の中から、だしパックを揉み込んで下味をつけた鶏肉のから揚げをご紹介しましょう。ごはんにもビールにも合う、家族みんながうれしい一皿ですよ。

 ◇ ◇ ◇

ドリップをしっかりと拭き取るのがポイント

「だしソムリエ」の資格を持つ川島さん。これまで紹介したレシピの中でもおすすめの1つが「だしから揚げ」です。だしの旨味が鶏肉にしっかりと染み込み、ふっくらジューシーに仕上がります。

「から揚げを至極の味わいにするためのひと手間として、肉から出たドリップ(液体)をしっかりと拭き取りましょう。こうすることで臭みを抑えられます。また、肉にだしパックをまぶした後、10分置いて味をなじませることも忘れずに。だしの味を染み込ませると、塩分控えめで冷めてもおいしくなるように仕上がります」

だしから揚げを説明するはんにゃの川島ofレジェンドさん(画像はスクリーンショット)
だしから揚げを説明するはんにゃの川島ofレジェンドさん(画像はスクリーンショット)

 また、低温で中まで火を通した鶏肉を二度揚げするのもポイントだそう。衣に米粉を使っているのもこだわりです。片栗粉と混ぜると、よりサクッと軽い食感になりますよ。

「二度揚げすることで、から揚げの衣がパリッサクッとなります。できれば調理用の温度計を用意すると、失敗しづらくなるでしょう。ペロリと食べられてしまうので、お子さんがいる場合は、たくさん作ってあげてください」

○肉汁あふれるだしから揚げ

【材料】(1~2人分)
鶏もも肉       500~600g(2枚分)
料理酒        大さじ2
塩          少々
だしパック      2パック
ショウガ(チューブ) 小さじ2
ニンニク(チューブ) 小さじ2
しょうゆ       大さじ2
卵          2個
米粉         大さじ6
片栗粉        大さじ3

【作り方】
1. 鶏もも肉はキッチンぺーパーで水分を丁寧に拭って臭みを取る。軟骨や筋、脂肪などを取り除いて一口大に切る(肉が薄めのところはやや大きくカットすると、揚げた後にちょうど良いサイズ感になる)
2. 厚手のビニール袋(大判のジッパー付きバッグなど。揉み込んでも破れにくく、口が閉じられるもの)に1を入れ、料理酒を加えてよく揉み込む。さらに塩を入れて揉み込む
3. だしパックの中身を2に加えて揉み込む。そのまま冷蔵庫で10分間寝かせ、だし味を肉にまとわせる
4. ショウガとニンニクを加えて揉み込み、しょうゆを加えて味を調える
5. 卵2個を割り入れてさらによく揉み込み、ビニール袋の空気を抜く。冷蔵庫に入れて30分休ませ、味をなじませる
6. 米粉と片栗粉の順でそれぞれ加えるごとに揉み込む。ダマになってもOKなので、おおざっぱに揉み込むのがコツ。様子を見て足りないようであれば、米粉を少量加えて調整する
7. サラダ油(分量外)を深めのフライパンに注ぎ、170度に熱する
8. 6の鶏肉を7に入れ、弱火でひっくり返しながら2~3分揚げ、一度取り出して5分ほど置き中まで熱を通す
9. 油の温度を190度程度に上げ、鶏肉を二度揚げする。空気を含ませるように、網じゃくしなどでから揚げを持ち上げるようにしながら揚げると、衣がパリパリとした食感に仕上がる

◇川島ofレジェンド(川島章良、かわしま・あきよし)
1982年生まれ。金田哲(かなだ・さとし)とのお笑いコンビ「はんにゃ」のツッコミ担当。趣味は料理、フットサル、スポーツ観戦など。だしソムリエ1級やダイエット検定1級、ダイエットインストラクター以外にも、離乳食インストラクター1級、幼児食インストラクター1級、ベビーサインパパアドバイザー講師、こども成育インストラクターなど、子どもに関する資格を多く取得。2018年に開設したYouTubeチャンネル「はんにゃ川島だしっ!」は、チャンネル登録者数6万人を超える。

(和栗 恵)