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焼肉用のたれが余ったら…肉を揉み込む「下味冷凍」で時短を実現 アレンジもお手軽

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

余りがちな焼肉のたれ、残ったらどう活用すればいい?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
余りがちな焼肉のたれ、残ったらどう活用すればいい?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 キャンプやバーベキューのシーズンに欠かせない調味料の一つといえば焼肉用のたれ。さまざまな種類の市販品が流通するおいしく便利な一品ですが、使った後は冷蔵庫で忘れられがちという側面も。食品ロスを防ぐためにも、おいしく使い切るアイデアをぜひ知りたいところです。そこで「黄金の味」や「焼肉のたれ」シリーズなどを多数製造しているエバラ食品株式会社を直撃。同社のマーケティング部でレシピ開発などを担当し、管理栄養士の資格を持つ菊岡裕子さんにおいしく食べ切るためのアイデアを教えていただきました。余ったたれは肉と揉み込んで冷凍保存しておくと、日々の時短調理にパワーを発揮してくれるそうです。

 ◇ ◇ ◇

肉をたれに漬け込んで冷凍すると保水性が上昇

 開栓したのはいいものの、使い切れずに残ってしまいがちな焼肉用のたれ。「焼肉がもう一度できる量ではないけれど、捨てるにはもったいない……」という場合、意外にストレスを感じてしまうものです。菊岡さんによると、やはり購入のきっかけ1位は焼肉なのだそう。

「私たちの調査によると、エバラ食品の焼肉用のたれを購入した理由1位は『焼肉をするから』。次いで、『夕食や昼食のおかず作りのため』『安売りしているタイミングで買う』と続きます。

 実は焼肉用のたれはとても優れた調味料で、使い切れずに捨ててしまうなんて、本当にもったいないです。少し残った焼肉用のたれも、ご自宅にあるケチャップやマヨネーズ、ゴマ油など、他の調味料を加えるだけで味のバリエーションが広がりますので、ぜひ試してみてください」

 購入理由は何であれ、せっかく買ったのであれば、最後の一滴までおいしく食べたいもの。そこで菊岡さんのおすすめは「下味冷凍」です。簡単に下味を付けられるだけではなく、食材が含む水分の気化を防ぎ、おいしさを保つことができます。

「密閉性のある保存袋にお肉と焼肉のたれを入れて揉み込み、冷凍保存をしておくテクニックです。お肉は販売用トレーに入れたまま保存すると、冷凍焼けをしておいしさが落ちてしまいます。鶏むね肉やささみ、豚もも肉などの淡泊な部位は特にパサつきがちです。そこで、たれに漬け込んで冷凍すると保水性が高まり、しっとりおいしく食べられるようになりますよ。調理時は凍ったまま手でほぐしながらフライパンに入れて、焼けばOKです」

牛肉の切り落としを焼肉用のたれに漬け込み、下味冷凍【写真提供:エバラ食品】
牛肉の切り落としを焼肉用のたれに漬け込み、下味冷凍【写真提供:エバラ食品】

○焼肉用のたれで「下味保存」

1. 冷凍用保存袋に肉と焼肉用のたれを入れる(たれの分量は肉の重量に対して20~25%)
2. 肉とたれをしっかり揉み込む
3. 平らにして空気をしっかり抜き、冷凍庫(-18度以下)で保存
※2~3週間を目安に食べ切ること

シャキシャキ感を残したい野菜はたれを漬け込んだ豚肉と離して冷凍(写真はイメージ)【写真提供:エバラ食品】
シャキシャキ感を残したい野菜はたれを漬け込んだ豚肉と離して冷凍(写真はイメージ)【写真提供:エバラ食品】

 解凍する手間が不要なら、忙しい時にも便利ですね。また、水分の出にくい玉ネギやピーマンなどの野菜を切って一緒に入れておくと、自家製ミールキットに。野菜のシャキシャキ感を残したいなら袋の中で(たれを絡めず)肉と離し、逆にしっとりさせたい場合は一緒に混ぜるといいそうです。

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