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定番ナスの煮びたしもだしパックでひと工夫 川島ofレジェンドさんのオリジナルレシピ
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ナスの定番料理の一つといえば煮びたし。料理上手な、お笑いコンビ「はんにゃ」の川島ofレジェンドこと川島章良(かわしま・あきよし)さん流のレシピでは、だしパックを使って食物繊維もたっぷりの一品に仕上げます。しかも「揚げる」という工程いらず。冷やしてもおいしいので、作り置きにも向いています。
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アツアツでも冷やしてもおいしい! 時短な一品
ナスをスライスして焼くので、時短で作れるそう。ナスをアク抜きした後は、水気をしっかり拭き取らないと、焼く際に油がはねて危険なため注意が必要です。
「調味料はだしパックとみりんだけ。かなり薄味なイメージですが、ナスの旨味がじわ~っと染み出て、ゴマ油の香りと相乗効果でパクパク食べられる味わいになります。アツアツでもおいしいですが、冷やして食べても美味。一味を振りかけてもおいしいので、ごはんのおともに、お酒のおともに、たくさん作ってたくさん食べちゃいましょう」
○ビールがすすむ! 川島流「簡単、ナスの煮びたし」
【材料】(作りやすい分量)
ナス 3本
おろしショウガ(チューブでも可) 小さじ1
水 200ml
だしパック 1袋
みりん 大さじ1
万能ネギ 適量
ゴマ油 大さじ1
【作り方】
1. ナスはヘタを取り除き、1cm幅の斜め切りにする。切ったらボウルに入れて水に浸し、アクを抜く。ショウガはすりおろす。万能ネギは小口切りにする
2. ボウルに水を入れ、だしパックの中身を入れる。おろしたショウガを加えて軽く混ぜてから、みりんを加えてさらに混ぜる
3. ナスを水から上げ、キッチンペーパーの上に並べてしっかりと水気を拭き取る
4. フライパンにゴマ油を入れて中火で熱し、ナスを入れて両面を焼き付ける
5. ナスに火が通って透き通ってきたら2を加え、強火で5分ほど煮立てる
6. 火を止めてフライパンを揺らしながら余熱で味を染み込ませる
7. 皿に盛り付け、上から万能ネギを散らして完成
ナスの皮に含まれるナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用が期待できます。油を使って料理することで、ナスニンを含む栄養をとどめておくことができるのだそう。季節が変わり、体調不良やストレスによる肌荒れなどを起こしやすい時期です。ナスの抗酸化パワーを活用してみてはいかがでしょうか。
1982年生まれ。金田哲(かなだ・さとし)とのお笑いコンビ「はんにゃ」のツッコミ担当。趣味は料理、フットサル、スポーツ観戦など。だしソムリエ1級やダイエット検定1級、ダイエットインストラクター以外にも、離乳食インストラクター1級、幼児食インストラクター1級、ベビーサインパパアドバイザー講師、こども成育インストラクターなど、子どもに関する資格を多く取得。2018年に開設したYouTubeチャンネル「はんにゃ川島だしっ!」は、チャンネル登録者数6万人を超える。
(和栗 恵)