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タピオカの次は台湾雑貨!? ニッポン女子の心を揺さぶる「マジョリカタイル」とは?

著者:篠崎 有理枝

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「マジョリカタイル」のピンバッチ【写真:篠崎有理枝】
「マジョリカタイル」のピンバッチ【写真:篠崎有理枝】

元々は日本から輸入 花や果物などレトロな柄がじわり人気

 日本ではタピオカをはじめとした台湾ブームが起こっていますが、台湾のレトロな装飾タイル「マジョリカタイル」が今、日本の女性にじわじわ人気が出てきているそうです。彩り豊かなデザインでお花や果物などが描かれた、どこか懐かしい「マジョリカタイル」とはいったいどのようなものなのでしょうか。8月24~25日の2日間、池袋で行われた「2019 台湾観光プロモーションin池袋」へ取材に行ってきました。

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現地でも人気の手鏡【写真提供:台湾花磚博物館】
現地でも人気の手鏡【写真提供:台湾花磚博物館】

 イベントでは、台湾の観光地の紹介だけでなく、鮮やかな衣装を身にまとい、軽やかな音楽に合わせて先住民舞踊が披露されたほか、先住民柄のビーズアクセサリーのDIY体験、そして特に多くの女性たちでにぎわっていたのが、台湾花柄タイル「マジョリカタイル」のピンバッジDIY体験でした。

 講師を務めた柯佳佑(カ・カユウ)さんに話を聞きました。

「『マジョリカタイル』は古くからある台湾の家の壁や家具に使われ、いろいろな模様があります。最初はヨーロッパで作られていたものが、その後日本でも作られるようになり、日本統治時代の1915~35年に台湾に入ってきました。なので、現在台湾で保管されている『マジョリカタイル』は、もともとは日本からの輸入品です」と解説。

 なんと、もとは日本のものだったんですね。柄や色合いに、どこか懐かしさを感じるというのも納得です。

「当時はすべて手作りされていて、色も手で塗っていました。古い建物が都市計画や老朽化で取り壊されると、建物と一緒に『マジョリカタイル』も消えてしまいます。台湾・嘉義にあるマジョリカタイルを展示している『台湾花磚博物館』では、こうしたマジョリカタイルを保存する活動も行っています」

 現地の博物館では、館長が20年程かけて保存活動をしてきたマジョリカタイルが展示されており、日本人観光客も多く訪れているといいます。昔からある「マジョリカタイル」の柄を模したグッズも販売されており、コースターやピンバッチ、手鏡やコインケース、カードケースなどが人気を集めています。また、博物館の入り口には、マジョリカタイルを一面に敷き詰めた壁があり、そこで写真を撮影すると「インスタ映え」するため、人気の撮影スポットになっているそうです。

 柯さんは「収蔵されているものは日本に縁があるものなので、台湾に遊びに来ることがあれば、ぜひ博物館に来てください」とメッセージを送ります。台湾の食べ物だけでなく、次はかわいい雑貨も日本でブームになるかもしれません。